中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第86回箱根駅伝】大会を終えて

各校ごとの印象をまとめてみました。

東洋大学

前半我慢で、柏原でリセット+貯金→復路はいい流れで、とう予定だったと思います。しかし、往路前半で思いのほか粘って持ってこれて、柏原で一気に爆発、復路もしっかりまとめられ、完勝だったと思います。特に殊勲は、1区宇野だったでしょう。距離不安も囁かれましたが、ハイペースを粘って上位で繋げていい流れを作れたことが大きかったと思います。

駒澤大学

今年も1区と3区が鬼門になってしまいました。それ以外はほぼ完璧だったでしょう。復路を圧倒的な強さ(区間賞2つ)で優勝しただけに、余計に悔やまれるところです。

山梨学院大学

2区高瀬、3区コスマス、5区大谷の区間配置がバッチリ決まりましたね。良い位置で往路を終えることが出来、復路はトップクラスの戦力だったので期待が持てましたが、8区岩田、9区中川剛が不発でした。うまくいけば2位はありましたね。

東京農業大学

2区外丸、3区松原、5区貝塚さんマジカヨ、9区田村、10区木下と、主要区間でそつなく走れたことが大きかったですね。外丸がい流れを作って、松原で勢いがついた感じです。優勝は厳しかったですが、額面通りの力でシード、という印象でした。

城西大学

念願のシード権ですね。今まではトラックの力が本番で発揮できないもどかしさがありましたが、今回は力通りでした。そつなく走った印象ですが、個人的には5区田村の好走が大きかったように思います。

早稲田大学

故障者やインフルエンザで出遅れた選手が多かった影響で、ベストメンバーが組めなかったようです。この段階で苦しいな、という感じでしたが、それでも往路は粘った方だと思いますよ。本来ならば5区佐々木だったようですが、まさかの八木5区起用。柏原についていってやや失速しましたが、区間9位はそんなに責められないと思うのですが…。

青山学院大学

正直びっくりですね。1区出岐の踏ん張りが大きかったように思います。米澤、荒井は力のある選手なので驚きませんでしたが、大学としてここまで来られるとは思ってもいませんでした。

日本体育大学

何と言っても6区に尽きますね。区間10位前後で持ってこられていれば、また違っていたかとは思いますが、完全に一度リセットしてしまいましたから。不祥事からの出直しの一戦で、かろうじてシード権確保出来たことがよかったでしょうか。

明治大学

4区までの貯金を山登りでリセット、6区以降も悪い流れを引きずった感じでした。復路で1年生を3人起用しなければいけなかった台所事情に尽きます。エースの松本の欠場はかなり大きかったようですね。そんな中、なんとかシード権をとれたことは大きいですね。

東海大学

村澤・早川に負担がかかりすぎていましたが、赤染・田中あたりが結果を残したので、もうひとつ選手層が厚くなれば。

中央学院大

直前での故障者続出。悔やまれます。

上武大学

年々力は付けてきているので、あと一歩ですね。長谷川の強行出場は疑問。

関東学連選抜

期待していましたが、思ったほど…。

日本大学

5区。

20km超の駅伝で10人そろえることの難しさ、そして体調管理の難しさ、これは毎年感じますね。裏を返せば、持ちタイム平凡でも適性と調子が良ければ好走できる、ということ。今年の青山を躍進を見るとそう思います。