中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
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【2010年度】各校戦力分析

2月になりビッグレースもとりあえずひと段落し、新入生もほぼ決まったことなので、来年度の各校の戦力を分析してみたいと思います。独断と偏見なので、悪しからず。

東洋大学

4年生の卒業に伴う大きな戦力ダウンは無し。新4年に、ロードに強い大津・高見・千葉・富永。新3年生は柏原・宇野・佐藤・田中・山本などで、かなり層は厚い。新2年生では、渡邉だけが孤軍奮闘状態と、他校比較ではやや分が悪い印象だけれども、新入生は、5000mタイム上位の設楽兄弟、佐久間、延藤など、即戦力級がずらりと並ぶ。設楽啓太と延藤は、先日の都道府県でも好走しており、かなりの戦力とみられる。14年生まで戦力がそろったため、部内の競争激化は必至。

・卒業生→釜石・工藤・世古

・新入生→設楽兄弟・定方・延藤・佐久間・大津・小池・畑

駒澤大学

宇賀地・高林・深津・星のいわゆる『カルテット』が抜けるのが大きい。新3.4年生に目立った実績がないのも不安要素。ただ、新2年生(上野・千葉・撹上・久我など)が世代トップクラスであるため、今後の成長如何ではマイナスを最小限に抑えられるか。新入生もトラック・ロードとも世代トップクラスの油布を筆頭に、湯地・窪田・郡司など揃っている。いずれにしても今年は低学年が引っ張るチームになるが、うまくハマれば今後23年は上位安定になりそう。

・卒業生→宇賀地・高林・深津・星

・新入生→油布・湯地・窪田・郡司

山梨学院大学

ロード実績のある中川剛・岩田、今年の箱根で結果を残した大谷兄弟・小山に加え、3000mscポイントゲッターの松本葵と、主力が揃って卒業。ただここは、育成して4年で実績を上げる選手が多いので、今は不安でも、駅伝シーズンでは面白くなっている可能性はある。コスマス・高瀬が中心になるだろうが、松枝・田口・赤峰あたりも伸びている。新入生も、やや地味ながら、5000m14.30切りをきっちり揃えて来ている。個人的には、佐久長聖の優勝メンバー・藤井翼の復活に期待。

・卒業生→岩田・中川剛・大谷兄弟・小山・松本葵

・新入生→小笠・宍倉・松山・宮本