中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第89回関東インカレ(4日目)】ハーフマラソン&5000m決勝

最終日です。昨日までと違って、雨模様で肌寒い一日でした。雨さえ降っていなければ最高のコンディションでしたね。

■1部ハーフマラソン

1位 オンディバ コスマス 山梨学院大 1.03.30

2位 高瀬無量 山梨学院大 1.03.31

3位 大津翔吾 東洋大 1.03.32

4位 平賀翔太 早稲田大 1.03.40

5位 塩谷潤一 中央大 1.03.52

6位 金子太郎 東海大 1.04.15

7位 大石港与 中央大 1.04.49

8位 猪俣英希 早稲田大 1.04.50

25位 斎藤勇人 中央大 1.06.31

スタート後、コスマスがスッと先頭に立ち引っ張り、その後に大石、塩谷、早稲田平賀、東洋大津あたりが付けて、トラックコースを周回しました。ロードコースに入ってから、コスマスが単独先頭、その後ろの集団が、大津、平賀、塩谷、大石で、さらにその後ろの大集団に斎藤がいました。その後、大集団から山学高瀬、東海金子が2位集団に追い付き、都合6人でしばらく集団走になりました。後ろの大集団は、ややけん制気味に見えましたね。終盤になり、大石と金子が脱落、その後は4人の集団になりましたが、最後まで粘った塩谷がまず脱落し、高瀬、大津がコスマスを追い詰めたところがゴールでした。塩谷は粘って5位入賞、大石も最後追い上げて7位入賞、斎藤は後方集団に沈んでしまいました。

ハーフの持ちタイム上位3人を擁した中大ですが、実力通り2人が入賞でした。塩谷は、持ち味の粘りと安定感が、関カレの大舞台で見事に発揮されました。去年夏以降、かなりのスピードで成長を遂げていますね。大石は、先週の10000の疲れが残っていたと思いますが、しっかり7位入賞。大石ならばなんとかしてくれる、という安心感もありますね。トラックで調子が良かった斎藤ですが、ちょっと謎ですね。

■2部ハーフマラソン

1位 千葉健太 駒澤大 1.04.42

2位 木下潤哉 東農大 1.04.51

3位 小林光二 中央学院大 1.05.10

4位 高関  伸 大東大 1.05.10

5位 瀬口啓太 亜細亜大 1.05.11

6位 木村翔太 東農大 1.05.23

7位 仁科徳将 國學院大 1.05.24

8位 井上翔太 駒澤大 1.05.25

箱根6区区間賞の千葉が勝ちました。2部ではさすがに力が抜けてますね。7位入賞の國學院仁科は、秋のロードシーズンに向けて不気味な存在のような気がします。

■1部5000m決勝

1位 藤本  拓 国士舘大 13.38.68

2位 鎧坂哲哉 明治大 13.39.31

3位 村澤明伸 東海大 13.39.65

4位 長谷川裕介 上武大 13.43.31

5位 矢澤  曜 早稲田大 13.44.10

6位 川上遼平 東洋大 13.46.55

7位 田中秀幸 順天堂大 13.47.12

8位 中原  大 城西大 13.47.89

19位 野脇勇志 中央大 14:02.03

29位 須河宏紀 中央大 14:53.07

序盤は、東洋柏原、明治鎧坂が引っ張りました。勝った国士舘藤本は、その後ろでがっちりマーク。ベンジャミンが仕掛けたときに、鎧坂がスッと反応し、その後ろに、藤本、東海村澤、城西中原がつけていました。ずっと苦しそうだった柏原は、ここで脱落。調子が悪いと聞いていましたが、早々に脱落するシーンは初めてでした。終盤になり村澤が仕掛け、ラスト1周では鎧坂に2秒差をつけていましたが、スパートした藤本に抑えられ、鎧坂にもかわされ3位でした。入りの1000mが2.39とハイペースで、13分台が続出しました。前々で粘って最後も切れた藤本は、強いですね。新星誕生です。10000に続いて2着の鎧坂、5000に絞ってきた村澤もさすが実力者、という感じでした。

中大勢は、ハイペースの中、野脇・須河とも後方待機でした。野脇はジリジリ上げていきましたが、いかんせん前が止まらず、自己記録更新も19位でした。もう少し粘れていたら13秒台だったので、惜しかったですね。今後は長い距離への対応が課題になるでしょうか。須河は終始最後方も、序盤から遅れだし、最下位でした。大学長距離に徐々に慣れて経験を積み、これからですね。

■2部5000m決勝

1位 ダンカン モゼ 拓殖大 13.41.08

2位 ジョン マイナ 拓殖大 13.41.17

3位 出口和也 日体大 13.49.84

4位 撹上宏光 駒澤大 13.52.57

5位 竹内一輝 青山学院大 13.53.39

6位 松原健太 東農大 13.53.41

7位 安藤慎治 帝京大 13.55.47

8位 油布郁人 駒澤大 13.56.17

拓大の新入生外国人コンビの圧勝ですね。撹上は、10000のリベンジをしました。竹内も本番は外しませんね。油布も、13秒台で入賞はさすがです。