中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第90回箱根駅伝】往路回顧

新年明けましておめでとうございます。今年も箱根駅伝からスタートです。元旦に行われたニューイヤー駅伝では、OBの活躍が目立ちました。このいい流れを…、と思いましたが、現実は厳しいですね。タスキは繋がったものの、各区間精彩を欠き、来年も立川からのスタートになってしまいました。

【1区新庄:区間14位(1:03.36)】

超ハイペースが予想された1区には、新庄くんがエントリー。予想通り早稲田大迫くんが引っ張りハイペースになりました。序盤は先頭集団についたものの、後半を見据えてか後方待機になりました。集団からこぼれ落ちる選手を拾い、最終的には先頭集団の後ろでタスキリレー出来ると思っていましたが、15k過ぎから粘れず、14位に沈みました。順位はともかく、タイム的にちょっと遅れすぎた印象があります。

【2区相場:区間20位(1:13.09)】

ロードシーズン絶好調の相場くんが、2区で登場。上位で流れに乗る走りを期待しましたが、残念ながら区間下位に沈みました。ここで、大きなターニングポイントがあったように思います。2秒差でタスキをつないだ中央学院は、その後すぐ日大や法政と中位集団を形成し、前を追って行けました。もし2秒差の中央学院にすぐに追いつき、集団走で上手くペースメイクしてもらえていれば、いい流れに乗ることができたのではないでしょうか。序盤から単独走になったことが悔やまれます。

【3区町澤:区間16位(1:05.48)】

終始単独走で前を追うこともできず、区間下位なってしまいました。町澤くんの持ちタイムや粘りを考慮すると、この結果は決して本来のものではないことはわかりますが、残念ながら悪い流れを変える走りは出来ませんでした(この流れを変えられるのは、やはり上野くんレベルではないと厳しいでしょう)。まだ1年生で、ハチマキに象徴されるように気合が入った選手なので、今後に期待ですね。

【4区三宅:区間13位(56.35)】

4区は、去年の再現を見ているようでした。何とか前を追って、國學院と並走できたものの、下位の遅いペースにはまった感じです。もはや中大のエースとも言っていい三宅くんですが、4区のように細かいアップダウンがある短い距離は、千葉クロカン優勝でも証明されている通り、得意なはず。戦前に体調不良の噂がありましたが、まだ本来の調子には戻っていなかったのでしょうか。

【5区小谷:区間13位(1:23.19)】

個人的にはサプライズエントリーでした。序盤は冷静に入って、登りで徐々に上げていきましたね。最高点からの下りでやや順位は落としたものの、その適正は感じられました。結果は区間13位でしたが、将来的な展望は開けた感じがします。ケガなく走力を上げていけば、これから楽しみな選手になりそうですね。ここ数年山での失敗が続いているので、スペシャリストとして期待できそうです。