中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第49回全日本大学駅伝予選会】試合結果

遅くなりましたが、全日本大学駅伝予選会の結果です。昨年の猛暑とは打って変わって、今年は雨模様の肌寒いコンディションになりました。

 

■総合成績

01位 神奈川大 3:56.16

02位 東海大 3:56.57

03位 國學院大 3:57.43

04位 大東文化大 3:57.49

05位 法政大 3:58.10

06位 帝京大 3:58.34

07位 明治大 3:58.40

08位 順天堂大 3:58.40

09位 城西大 3:59.05

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12位 中央大 4:00.13

 

■1組

21着 神崎 裕 30:17.60

36着 蛭田雄大 31:06.60

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■2組

20着 畝 拓夢 30:26.99

34着 加井虎造 30:46.02

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■3組

01着 舟津彰馬 29:06.78

05着 中山 顕 29:16.49

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f:id:n-person:20171108213114j:plain■4組

28着 竹内大地 29:32.33

30着 堀尾謙介 29:40.20

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接戦になったものの、総合12位で久々の伊勢路への復帰はかないませんでした。

 

天候の影響をもろに受けた1組は、16番までが29分台に乗るという、予想外のハイペース決着になりました。例年の1組と比較して、かなり異例なことだったと思います。神崎くんは中団から、蛭田くんは中団やや後方からの出だしでした。少しずつ落ちていく中で、神崎くんは集団でなんとか粘っていましたが、終盤になりこぼれてしまいました。蛭田くんはいいところなく、早々に集団から落ちていました。2人とも安定感が持ち味という印象を持っていましたが、持ちタイムを考えると、ハイペースが想定外だったのかなと思います。

 

2組は、順天堂花澤くんがひとり飛び出し、300を切るか切らないかのペースだったと思います。その後ろは大きく離された大集団。ペースも300を超えるスローペースだったので、なかなか落ちる選手はいませんでした。畝くん加井くんとも、集団の前の方で安定してレースを運んでいました。5000を過ぎて終盤に差しかかるタイミングでペースが上がりましたが、その中で加井くんは前に出て集団を引っ張りました。8000を過ぎてから落ちてしまいましたが、積極性が光るレースでした。畝くんは集団の中で粘り、ペースが上がっても上手く対応していました。最後はきつかったですが、タイム差を考えると十分粘りきったと思います。

 

3組の2人は、最高のパフォーマンスを見せてくれました。スタート直後に、拓殖馬場くんが先頭に出ると、舟津くんはその後ろの2番手でぴったりマークしていました。中山くんは、(いつも通り?)後方からでした。舟津くんは8000くらいまで動かずに先頭をマーク、そこから一気に突き放しました。中山くんはじわじわ上げて、終盤は舟津くんとのワンツーになりました。舟津くんはラストもスピードが落ちず、組トップでフィニッシュ。中山くんもラストで競り負けましたが、組5番という素晴らしい結果でした。舟津くんはセカンドベスト、中山くんは自己ベストということを考えると、決して楽なレースではなかったと思います。春シーズンの不振を振り払う舟津くんの圧倒的なパフォーマンス、中山くんの後半の素晴らしい粘りと安定感は、今後中大にとっては大きな武器になってくると思います。

 

4組は各校ともエース揃いで、ハイペース必至でした。堀尾くんは積極的に前でレースを運びました。5000を1430より速く通過していたと思います。6000を過ぎてから遅れだし、前とはだいぶ差が開いてしまいました。故障明け初の10000の試合でしたが、積極的に前の集団についていって、積極性を見ることが出来ました。竹内くんは後方からレースを進めましたが、そこからが厳しかったです。落ちてきた堀尾くんを拾うのが精一杯といった感じでしたが、持ちタイムを考えると、粘っていたと思います。留学生を含めた他校のエースとの対戦ということを考慮すると、調子、持ちタイムとも、我慢の組だったのかなと思いました。

 

今年の予選会も厳しい結果でしたが、去年の惨敗とは違い、得るものも大きかったと思います。ホクレンなどトラックレースはまだありますが、区切りとしてはここからロードシーズンに入り、8月は夏合宿があります。厳しい戦いが続く中、ここでの上昇ムードを秋にうまく繋げて、まずは全日本インカレで結果を出し、箱根予選会に向けてさらなる上昇トレンドを作って欲しいです。