【第97回関東インカレ(2日目)】(3000mSC予選/1500m決勝)試合結果
関東インカレ2日目観戦しました。今日は昨日よりも暑くなるということで、万全の準備で行きました。猛烈な風が常時吹いていて、すでに報道の通り、走幅跳では凄まじい記録が連発されました。
■3000mSC予選
01組 11着 森 凪也 9:26.32
02組 06着 萩原璃来 9:04.97
1組目の森くんは、1年生らしく積極的に先手を取りに行きました。1000mの通過は、3分を大きく超えていたと思います。スローに落として、余裕を持って走れているかな、という印象でした。しかし風の影響か、だいぶ体力を消耗したようです。最後は大きく遅れて、後続に差されてしまいました。中団で風を避けて、温存した選手が上位に来ており、その辺の上手さも出ましたね。阪口くんら一線級との戦いも、大きな糧になることと思います。萩原くんは、番手からレースを進めていました。森くんの組よりペースは速かったですが、しっかり好位置をキープ。集団が徐々にふるい落とされて、ラストの水濠の前では4人になり、通過は確実かと思いました。最後の障害を越えて、アクセルを緩めたと同時に後続の猛追にあい、着順では通過できませんでした。ペースが速かったので、タイムで拾われました。明日の決勝はしっかり出し切り、入賞を掴み取って欲しいです。
■1500m決勝
01着 館澤亨次 東海大 3:51.30
02着 清水鐘平 山梨学院大 3:51.69
03着 小林航央 筑波大 3:51.85
04着 田母神一喜 中央大 3:52.30
05着 飯島陸斗 早稲田大 3:52.52
07着 河村一輝 明治大 3:53.33
08着 原田凌輔 順天堂大 3:53.59
12着 舟津彰馬 4:00.39
関東の中距離のエース達が全員揃った、超豪華なメンバーで決勝が行われました。しかしその分展開も読めず、風も大きく影響しそうでした。スタート後、押し出されるように筑波大小林くんが先頭に出て、田母神くんがそのすぐ後ろ、舟津くんは中団からでした。400が64でスローペース。多くの選手が東海大舘澤くんを意識しているような感じでした。ラスト1周を前に、舟津くんが舘澤くんより先に動いてラスト1周へ。2番手で田母神くんと舟津くんが並ぶような形になりました。しかしずっと外を回された舟津くんは、残り200で失速。舘澤くん、小林くん、清水くん、田母神くんの直線勝負になり、田母神くんは惜しくも4着でした。去年の借りは返せましたが、まだまだ出せると思いますので、800でも好勝負を期待します。舟津くんは、外外を回されて脚を使ってしまったのか、ラスト200で止まってしまいました。次走はまだわかりませんが、巻き返しに期待します。