【第267回日本体育大学長距離競技会】(10000m/5000m)試合結果
世田谷ハーフまたぎで、日体大記録会も併せて観戦しました。コンディションは最高に良かったですが、寒くて有名な日体大としては、少し気温は高かったかなと感じました。
◾️10000m
06組 DNF 川崎新太郎
先頭が3分を少し切るペースで進めていく中、後方からでした。集団が切れても後ろからだったので、調子は悪いのかと思いましたが、先頭から10秒少しの差を維持しつつ、ペースを刻んでいる印象でした。1000mごとのラップは、きっちり3分を切っていたので、このままいけば自己ベストかと思いましたが、7000mで終了。予定通りだったようです。調子の良さは中盤の走りでわかりました。直近の目標は学連記録会とのことです。かなり復路を意識した走りだったと思います。
◾️5000m
35組 27着 石田光輝 14:39.83
37組 32着 舟津彰馬 14:57.87
38組 02着 堀尾謙介 13:33.51
38組 15着 三浦拓朗 13:57.57
38組 16着 池田勘汰 14:00.37
なんといっても、堀尾くんの好走に尽きると思います。初の黄台ユニでのレース。スタートからとばす外国人勢に混じって積極的にそのグループに入っていました。すぐ後ろには三浦くん、後方から池田くんでした。ちょうど三浦くんの辺りで集団が切れ、堀尾くんは日本人で唯一外国人勢の集団の中に。三浦くんがその後ろの集団を引っ張る形になりました。3000m以降一気にペースが上がっても、堀尾くんはすぐに対応し、逆に外国人勢を置いていきました。三浦くんは集団の後方に下がり、上がってきた池田くんと前後する形に。堀尾くんはラストもしっかり伸びて、大幅自己ベスト更新、今季学生トップ、中大歴代2位の好タイムでした。後方集団で少し遅れた三浦くんも、13分台でセカンドベスト。じわじわ上がってきた池田くんは、13分台にはわずかに及ばずも、自己ベストを22秒更新しました。学連/八王子LDの10000mに向けた刺激のレースだったようですが、調子が良すぎるくらいの内容でした。直近の目標でもある10000mでも結果を残しつつ、箱根にうまくピークを持ってきてほしいですね。
舟津くんは不調のようで、2000m以降大きく遅れました。10000mそして箱根に向けて心配はありますが、苦しむ中で諦めない眼力をひしひしと感じました。きっとやってくれると思います。石田くんは久々の5000mでしたが、タイムは良かったと思います。もっと攻めて後半動ければ、自己ベストは難なくクリア出来そうです。