悩みのたね
箱根1区の人選って、本当悩みどころ。
まぁ、自分が決めるわけじゃないけど(笑)。
出雲と全日本の1区を振り返ると、第一工大ジュグナや柏原のおかげでハイペースになることは戦前に予想されたため、それなりにスピードのある主力級を配置しないと太刀打ちできませんでした。
ところが近年の箱根の傾向だと、1区終盤の六郷橋辺りまで超スローの団子で、そこからヨーイドンがパターン。コースもほぼ平たんで、八ツ山橋のアップダウンも、大きな影響はないでしょう(駆け引きになりそうなポイントだけれど)。
特に1区では、区間順位は関係なく、とにかく先頭との差が問題。たとえ区間中位でも、先頭と15秒以内くらいで持って来れたら大成功というわけです。
さらに他校の戦力を見てみると、早稲田の矢澤、明治の鎧坂、駒澤は(ウワサだと)ルーキーの上野がきそう。そんな中、中大は誰を持ってくるのでしょうか?
出雲、全日本と棟方が1区に来てますが、これはスピード勝負に対抗するための方法と考えられます。事実、全日本後に浦田監督が、このメンバーのスピードに対抗できるのは棟方だけ、と語ったという記事が出ました。スローの勝負になる箱根は、棟方1区はないでしょう。
スローの集団走に強く、駆け引きに強い選手…。難しい。というか、全10区間で一番難しいかも。