中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【2011年度】各校戦力分析

ブログのタイトルをかえました。深い意味はありません。ただなんとなく。

来週の学生ハーフまでは大きな大会が無いので、11年度の戦力分析をしました。偏見があったらごめんなさい。

早稲田大学

箱根優勝の立役者となった4年の高野、中島、猪俣、北爪が卒業するが、新4年に矢澤、八木、三田、新3年に佐々木、平賀、前田、新2年に大迫、志方など、学生トップクラスが残る。卒業する4年はどちらかというとロード向きだった印象があるが、残る在校生はロード・トラックとも抜群に強く、11年度も学生長距離界の中心になりそう。トラックに限れば、新2年の工藤も面白い。ただ新入生の持ちタイムがイマイチで、即戦力となると10000m28分台の山本くらいになるだろう。新入生の底上げが課題か。

・卒業生→高野・中島・猪俣・北爪

・新入生→山本(時習館卒)・高橋(東大附)・田口(秋田)・臼田(佐久長聖

東洋大学

この3年間、箱根で優勝2回・準優勝1回の輝かしい成績を支えてきた4年生が揃って卒業。新年度は柏原が主将となりチームを支えていくが、柏原以外の新4年、山本、田中、宇野、佐藤、川上もこの1年でだいぶ成長して持ちタイムを縮めているので、卒業生の穴を十分埋められるだろう。新2年生では設楽兄弟はすでにチームの中心的選手となって活躍、小池も本職の3000mSCでは面白い。ただ、新3年生がこの1年大会で結果が出ておらず、この世代をいかに伸ばしていくかが課題となりそう。新入生では即戦力の今井を筆頭に、14分2030秒台の伸びしろに期待できる選手もいて、バランスのいいスカウトになっている。

・卒業生→大津・千葉・高見・富永・本田

・新入生→今井(学法石川)・五郎谷(遊学館)・齋藤(山形中央)・高久(那須拓陽)など

駒澤大学

「この1年は我慢の年」だったはずの2010年も、設定目標をクリアし、しっかり結果を残しているところはすごい。卒業による大きな戦力ダウンは主将の飯田くらいで、影響はなさそう。有力選手はほとんど残るが、中でもトラックスピード抜群の油布が中心だろう。ここにロードが強い井上・千葉や、去年の駅伝シーズンから好調の窪田、また上野、久我、撹上と層の厚さは間違いなく大学最強。さらにすごいのは、新入生で5000m13分台が3人入学。世代ナンバー1の村山、ロードの鬼中村に加え、トラックタイプの大谷が入り、新年度早々から話題になりそう。中村が現在故障中だが、去年の窪田のように春シーズンは休ませるのだろう。これ以外課題らしい課題は無い。

・卒業生→飯田・渡辺・藤原・玉木

・新入生→村山謙太(明成)・中村(上野工)・大谷(佐野日大)など

東海大学

引き続き村澤と早川が中心となるだろう。1500mの藤本、関カレ入賞の金子、全カレ3位の赤染などが卒業で、村澤・早川の次のレベルの選手がいなくなるが、トラックから駅伝まで安定して活躍した元村や、5000m13分台の刀祢がそのポジションを担うことになりそう。さらにその下の層の選手に厚みが増せば、駅伝でも結果が出てくるだろう。新入生は5000m14分10秒の中川が持ちタイム1位だが、何といっても新監督に佐久長聖の両角監督が就任するのが大きい。高校時代に一時代を築いた名将だが、大学生をどう育成していくか、とても注目される。

・卒業生→金子・永田・河野・赤染・平山・藤井・藤本など

・新入生→中川(上野工)・栄土(須磨学園)・佐藤(秋田工)・山内(浦和実)など