中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第24回出雲駅伝】試合結果

今年も駅伝シーズンが到来、24回目の出雲駅伝が行われました。去年の教訓を活かし、今年はテレビの前で正座で観戦しました(笑)。

■総合成績

01位 青山学院大学 2:09.41

02位 東洋大学 2:11.10

03位 中央大学 2:11.35

04位 山梨学院大学 2:11.46

05位 駒澤大学 2:11.50

06位 早稲田大学 2:12.06

07位 順天堂大学 2:12.13

08位 米国アイビーリーグ選抜 2:13.26

区間成績

01区 代田修平 区間賞 23.29

02区 藤井寛之 04位 17.09

03区 多田 要 04位 23.50

04区 徳永 照 04位 17.56

05区 塩谷潤一 04位 18.23

06区 西嶋 悠 07位 30.48

「東洋vs駒澤」という戦前の予想でしたが(早稲田は常に話題になる)、いざスタートしてみると、青山学院の圧勝でした。各校エースが集まった1区。第一工大のカリウキくんとともに、早稲田大迫くん、東洋設楽啓太くんあたりが飛び出す予想でしたが、2kくらいでようやく大迫くんが飛び出すも、腹痛で脱落。設楽啓太くん、駒澤攪上くんとも後方のまま前を追えませんでした。スピード駅伝、1区での出遅れが致命的でした。東洋は高久くんの区間賞などもあり2位まで順位を押し上げましたが、駒澤は5位、早稲田は6位が精一杯でした。また、ダークホースとして注目された明治も、1区の大きな出遅れで11位に沈みました。優勝した青山学院は、1区小椋くんが差のない7位でスタート、前の見える位置でタスキを渡すと、3区久保田くんで一気にトップ。大谷くんが区間賞で差を広げ、出岐くんが最後きっちり締めるという、理想的な駅伝を展開しました。下級生の層が厚い青山学院、早速出雲で結果を残しましたが、今後全日本、箱根とどう繋いでくるか、注目されます。

さて今年の中大ですが、1区代田くんが区間賞でロケットスタートに成功。2区藤井くんで3位まで落ちますが、藤井くんも区間4位の走りで最後まで粘りました。3区多田くんもエース区間で粘って区間4位でタスキをつなぎ、4区のルーキー徳永くんも、設楽悠太くんにあと一歩と迫る好走で区間4位。唯一の4年生塩谷くんも、必死の走りで区間4位で総合3位を死守。アンカー西嶋くんも、最長区間を最後まで粘り抜き、総合3位でフィニッシュ。シードを獲得しました。今回は、なんといっても代田くん。区間賞という最高のスタートで流れを作ったことが、総合3位の一番の要因でしょう。やはり駅伝は流れなのだと改めて思いました。また、ルーキーの藤井くん、徳永くんもいい走りをしました。藤井くんは、順天堂の実力者田中くんと堂々と併走し、徳永くんも設楽悠太くんに4秒まで迫りました。これは、デビュー戦という意味では胸を張ってもいいでしょう。これが自信に繋がってくれればいいですね。エース区間をしっかり繋いだ多田くん、(苦手な?)短い距離でも好走した塩谷くん、アンカーという大役を見事に務めた西嶋くんも、本当に頑張りました。全員が殊勲賞でしたね。このいい流れ、いい雰囲気で、全日本を迎えて欲しいです。