中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第44回全日本大学駅伝】試合結果

全日本大学駅伝が行われました。天気にも恵まれ、コンディションはよかったようですね。

■総合成績

01位 駒澤大学 5:12.43

02位 東洋大学 5:13.32

03位 早稲田大学 5:15.08

04位 日本体育大学 5:15.21

05位 明治大学 5:17.09

06位 日本大学 5:18.49

09位 中央大学 5:21.54

■個人成績

1区 多田 要 区間13着 44.17

2区 新庄翔太 区間06位 38.33

3区 大須田優二 区間02位 27.19

4区 代田修平 区間05位 41.24

5区 徳永 照 区間08位 35.13

6区 相場祐人 区間05位 36.22

7区 新庄浩太 区間05位 35.47

8区 塩谷潤一 区間15位 1:02.59

出雲は序盤で出遅れた駒澤と東洋でしたが、今回はうまくスタートダッシュを決めました。特に東洋大は、序盤山梨学院と競ったものの、アンカーまでは危なげないレース運びでした。駒澤も常にトップが見える位置。万全のレース運びで、アンカー対決になり、駒澤窪田くんが67秒差を逆転して優勝。東洋大は、アンカーに1年服部くんを起用しましたが、駒澤のエース窪田くんには敵いませんでした。でも、両校ともさすが強豪校、序盤からしっかり流れに乗れれば、自ずと結果はついてきますね。(個人的な感想ですが)唯一ベストメンバーを組めていたと思う日体大が、4位に躍進しました。箱根予選の疲れを感じさせず、4区服部くんの好走で一気にシード圏内に入ると、安定した走りで順位をキープしました。明治は有村くんのリベンジの走り、日大はベンジャミンの驚異的な走りでシードを獲得しました。

出雲は代田くんのロケットスタートで流れを作った中大ですが、今回は1区13位スタート。劣勢にもかかわらず少しずつ順位を上げて、シード圏内は常に確保していましたが、アンカーで一気に順位が変動し、残念ながらシード落ちの9位でした。スタートダッシュが決められず、苦しいスタートになりましたが、それでもアンカーに繋いだ時点で、7位上武と50秒差、日大とは約3分差がありました。ある程度楽観視はしていましたが、ベンジャミンの驚異的な走りと塩谷くんの不調が重なり、残念な結果に終わりました。1区で出遅れたとはいえ、コツコツ繋いで着実に順位を上げていったことは収穫になったと思いますが、出遅れず流れに乗れていればさらに上位を伺えたことも事実。いかに流れが重要かということが改めてわかりました。アンカーの塩谷くんは、どこか具合が悪かったのでしょうか?気になります。箱根まで残すところ、約2か月。長いようで短い2か月をどう過ごすかが重要になりますね。

1区:多田くん

スローペースの集団の中でしっかり走れていましたが、バラけ始めると集団に付いていけず、トップと1分差の13位。順位はいずれにしても、秒差で繋げることが重要でした。だいぶ汗をかいているようでしたが、給水などがポイントになったのでしょうか?

2区:新庄翔太くん

13位からのスタートのため、この段階ですでにテレビには映らずでした。ただ、区間6位としっかり走って、総合順位も7位まで押し上げました。追い上げに向けての下地をしっかり作ってくれましたね。去年よりも20秒速い記録でした。

3区:大須田くん

新庄翔太くんが作ったいい流れを、さらに確実なものにする好走でした。ここで一気にシード圏内に突入し、さらに前を追っていける態勢になりました。去年の代田くんの記録より、約1分速かったようです。

4区:代田くん

出雲に続いてエース区間でのエントリーの代田くん。日体大服部くんの好走で抜かれたものの、明治を抜かして6位をキープしてタスキを繋ぎました。エース区間でも安定感は抜群でした。去年より50秒速い区間5位でした。

5区:徳永くん

区間新の明治有村くんに、後方から追われる形でスタートしました。抜かれてから単独走になってリズムが狂ったのでしょうか、若干物足りない区間順位でしたが、前年同区間6位の多田くんより9秒速かったのですね。ここでは山梨をとらえ、引き続き総合6位でタスキリレー。

6区:相場くん

大きな順位の変動はありませんでしたが、後方の上武との差を広げ、日体大との差は縮まりました。この段階では、すでに完全な単独走になり、厳しい条件でしたが、しっかり前を追って区間5位。前年より40秒近く良かったのですね。

7区:新庄浩太くん

単独走でも、区間5位でしっかり順位をキープ。上武との差を50秒に広げ、磐石の態勢を築きました。ただ、区間上位は、ほとんどが上位校。区間成績は悪くなくても、なかなか差は縮まりませんでした。そして、2区以降放送も殆ど無くなりました。

8区:塩谷くん

ベンジャミンが迫ってくる前に、すでに上武にも抜かれ7位に落ち、その後日大山梨にも抜かれ9位でフィニッシュ。単に相手が強かった、だけではなさそうですね。塩谷くんの持ち味の粘りが見られませんでした。調子や体調に問題があったように思えます。