中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第98回関東学生陸上競技対校選手権大会(1日目)】(1500m予選/10000m決勝)試合結果

関東インカレ観戦に行きました。4年生にとっては、最後のインカレ。高まる熱気を後押しするように、初日は季節外れの猛暑となりました。

 

■1500m予選

01組 12着 眞田 翼 3:58.96

02組 08着 冨原 拓 3:55.27

03組 02着 舟津彰馬 3:50.14

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予選なのでそこまで速いペースにはなりませんでしたが、眞田くんと冨原くんは、積極的に前に行って、先頭を引っ張る流れでした。そこを上手く利用されたか、後方で脚をためていた選手にスパート合戦で遅れを取ってしまいました。もう少しだけ後ろでペースに乗れていたら、スパートも決まったのでないのかと思います。舟津くんは中団から。どのような状況でも動ける位置でした。最後は流して2番でゴール。力の差は歴然としていました。

 

■10000m決勝

01着 ジェームズ ブヌカ 駿河台大 28:37.15

02着 チャールズ ドゥング 日本大 28:38.90

03着 佐藤敏也 法政大 28:48.58

04着 ライモイ ヴィンセント 国士舘大 28:53.48

05着 荻久保寛也 城西大 28:57.12

06着 太田智樹 早稲田大 29:01.06

07着 ボニフェス ムルア 山梨学院大 29:09.87

08着 小袖英人 明治大 29:10.09

 

11着 森 凪也 29:30.52

16着 加井虎造 29:39.72

25着 池田勘汰 30:12.87

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10000mでは、これが2本目の10000m挑戦になる森凪くんが、とても素晴らしい走りを見せてくれました。序盤の乱ペースを尻目に、後方からじっくり追う展開でした。乱ペースによって自分のペースを乱された選手がどんどん落ちてくる中、きっちりペースを守り、どんどん拾っていきました。残り2000mで東洋西山くんと並走になった時には、さすがにここまでかと思いましたが、さらに一段ギアを上げ、西山くんを突き放しました。さらに留学生をかわし、ラストで東海塩澤くんを拾ってゴールでした。ポイント獲得には至りませんでしたが、非常に素晴らしい内容でした。7000m~8000mの一番苦しいところでも、表情は変わらず、どんどん前を追っていました。これでまだ10000mは2回目。この安定感とスピードは、非常に大きな武器になりそうです。加井くんは、序盤森凪くんよりも少し前の位置からでした。加井くんもきっちり自分のペースを守り、淡々と拾う上手いレースでした。後半もしっかりペースを刻み、気づけば森凪くんのすぐ後ろまで来ていました。いつもは番手から抜け出すレーススタイルの加井くんですが、レースの幅が広がった印象でした。10000mのレースは非常に上手いですね。いぶし銀といったところでしょうか。池田くんは、始めの1周が大きなポイントだったと思います。スタート後200mで超スローになり(横にいた他大関係者が、驚くくらいのスロー)、そこからひとり先頭に立ってペースを上げ、400mを70まで戻しました。ここで単独でペースを上げたのが、後々響いたのかなと思います。