【4月23-24日】(第294回日本体育大学長距離競技会)試合結果
遅くなりましたが、今年度最初の日体大記録会が行われました。事前に申請を行いましたが、主催者側よりお返事をいただけなかったため、今回は現地観戦できませんでした。7716様より、動画の使用許可をいただきましたので掲載いたします。土曜日は日中晴れて熱くなり、厳しいコンディションになりました。
■1500m
05組 07着 山口大輔 3:56.93
07組 21着 山口大輔 4:20.42
08組 15着 大澤健人 3:54.83
11組 12着 溜池一太 3:50.04
1500m出場組は、次走へつなげるための出場になったようです。山口くんは、1組分のインターバルで2レース出場しました。冬場の積み上げ不足とのことですが、1本目はまずまずの結果のように思います。大澤くんはレースが続いていますが、安定感抜群、大きな取りこぼしがありませんね。もう1段階上の安定感がついてくれば、一気にブレイクしそうです。溜池くんは、おそらく積み上げの途中の重い状態だったのかと推測されますが、それでも大崩れしないところはさすがだなと思います。
■10000m
01組 01着 浦田優斗 30:59.70
01組 18着 植村優人 33:17.35
01組 26着 川田 涼 34:57.23
02組 05着 濵田宙尚 31:01.34
02組 25着 矢萩一揮 32:43.39
03組 DNF 羽藤隆成
04組 17着 髙沼一颯 30:51.79
06組 13着 山平怜生 29:27.23
06組 14着 園木大斗 29:38.20
06組 34着 千守倫央 31:11.26
07組 09着 助川拓海 28:58.25
08組 10着 阿部陽樹 28:48.84
10000mは、関東インカレの出場争いがもっとも激しい種目です。若い組に出場した選手には、厳しいコンディションになりましたが、その中でもしっかり着を拾ってきた浦田くん濵田くんは、タイム以上に強さが光りました。濵田くんは、絆記録会で2種目チャレンジした後での10000mでしたが、練習を継続してできているようで、その成果を表現できました。6組の山平くんは、昨冬以降だいぶ成績が安定してきました。28分台の練習はできていると思うので、ここは通過点だと思います。園木くんも昨冬の復活から順調に戻してきてますね。助川くん阿部くんの28分台は、さすがというところですが、本人たちには最低限という意識が強いかと思います。とは言っても、絆からしっかり2本揃えてきているので、高位安定で頼もしい存在に変わりはありません。後半の組の選手は、ピーキングが合えば、もっとタイムは出そうですね。そのタイムを狙えるレースが今年は多いというのが、駅伝シードの大きな恩恵になります。
■5000m
16組 05着 森 基 14:21.52
18組 13着 佐藤宏亮 14:15.62
21組 19着 中澤雄大 14:06.78
21組 26着 西 優斗 14:20.45
まずは16組の森くんですね。絆記録会で非常に粘っていたことを記憶していましたが、ここで大学初のPBがきました。レースを作ってのPBは非常に価値がありますね。2本揃えて、次が10000mとのことで、次への期待が一気に高まります。佐藤くんも絆と日体大で2本揃えてきました。雪で冬場の練習が遅れたとのことで、少しずつ積み上げているところではあると思いますが、ここまでいい流れできていますね。中澤くんは、マラソンからの復帰戦。中澤くんが5000m走るのは、かなり久しぶりですね。復帰戦なので、まずは丁寧にというところでしょうか。それでも大幅自己ベストで、トラックのスピードもだいぶ上がってきています。スピードを磨いて、ロードシーズンに大暴れしてほしいです。
例年よりも、1年生が早い段階で大学生活に順応している気がしています。その証左に、4月の段階で自己ベスト、セカンドベストを連発しています。下からの突き上げが激しくなり、一気に競争も激しくなってきますが、その突き上げに待ったをかけるようなスピードを上級生が見せてくれることを期待しています。シードにより、出られるレースもかなり増えます。これから続くトラックシーズンが非常に楽しみです。