中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【5月18日】(セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京)_試合結果

 グランプリレース3000mに吉居キャプテンが、3000mSCに柴田さんが出場しました。そうそうたる顔ぶれが揃ったとてもハイレベルなレースに、2選手がどのように挑んだのでしょうか。

 

■3000m

15着 吉居駿恭 8:05.40

 1000m通過が235で、吉居キャプテンは後方の位置取りでした。後半次第では日本記録も狙えるペースでレースは進み、縦長の集団でした。1800mを過ぎたあたりで吉居キャプテンが集団からこぼれ、追走する形になってしまいました。前走の勝ち方がとても良かっただけに、好結果への期待は高まりましたが、世界レベルで2本揃えるのはやはり難しいですね。コンディションはわかりませんが、レースの印象としては、序盤の位置取りで後手に回ってしまったのが影響したでしょうか。世界レベルだと、後半勝負でも前は止まらないので、やはり強引にでもいいポジションをとることは重要なのかな、と感じました。

 

■3000mSC

08着 柴田大地 8:30.62

 花王の菖蒲さんがペーサーでペースを作り、1000mが245?で通過し、柴田さんは前の集団で進めました。ペーサーが外れた後も、スバル三浦さんの集団について粘っていましたが、2000m以降はこぼれてしまいました。ラスト1000mは、復帰3戦目というところが影響したのかなと思います。それでも、3000mSC復帰後3戦目で世界を相手に830まで戻してきました。815が目標だったようですが、今後順調に練習を積めれば、現実的な目標になるでしょう。三浦さんは別格ですが、十分通用することを感じさせるレースでした。

【5月17日】(第2回早稲田大学競技会)_試合結果

 急遽でしたが、早稲田大学記録会がスケジュールに加わりました。エントリーは3選手でしたが、鈴木さんのみの出場となりました。鈴木さんは、1500mと5000mの2レースに出場しました。

 

■1500m

02組 02着 鈴木耕太郎 3:47.76

youtu.be

 鈴木さんにとっては久々の1500mのレースだったでしょうか。60前後のペースを、余裕を持って刻んでいるように見えました。ラストはスパート合戦で遅れましたが、しっかり40秒台フィニッシュ。主戦場ではない1500mでも、スピードのキレはありました。

 

■5000m

03組 01着 鈴木耕太郎 14:24.93

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 1500mとのセットだったので、持ちタイムよりは遅い組に入りました。1000m通過が254で、1600mを過ぎてペースが落ちると、すぐに前に出て引っ張りました。コンスタントに69〜70を刻んでいる印象で、あくまでペースにこだわっているようでした。254の1430ペースで、最後さらっと上げ、30秒を切って組トップ。連戦でしたが表情は余裕がありました。

 

 3〜4月の10000mで結果が出ず、アプローチを変えたという鈴木さんですが、まずは滑り出し良好でした。ここから全日本予選へどのように調整していくか、試金石となるでしょう。

【5月11日】(仙台国際ハーフマラソン2025)_試合結果

 関東インカレの裏開催で、仙台国際ハーフが行われました。上位選手の記録を見るとかなりいいので、この時期としてはコンディションは良かったようでした。

 

ハーフマラソン

25着 大石コーチ 1:04.25

38着 折居幸成 1:05.31

39着 原田望睦 1:05.36

61着 永島陽介 1:09.47

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 今年は3選手の出場でした。大石コーチがペーサーとして引っ張り鼓舞したようですが、その期待には応えられなかったようです。各選手の5kごとのラップを見てみると、3人の実力からすれば、決して好走とは言えないかと思います。折居さんは最初の5kからペースが上がらず、15k以降は16分を要しました。原田さんは最初の5kが14分台だったものの、その後の5kのラップはデコボコしていました。

 大石コーチもコメントしているように、これが大一番ではなかったことが幸いととらえ、トライアインドエラーを実践して次につなげてほしいです。もともといいタイムも持っていますし、過去には内容の濃いレースも経験していますので、できないというよりは、まずはそこに戻してから、というイメージでしょうか。ハーフ路線組の踏ん張りが、夏合宿以降のチーム全体の距離対応に繋がってくると思います。

【5月8-11日】(第104回関東学生陸上競技対校選手権大会)_試合結果

 関東インカレが行われました。長距離ブロックとしては、この時期に大レースが重なり、選手の調整に苦労したようです。去年の「全種目入賞」の記録を、今年も繋ぐことができるか、楽しみな大会となりました。

 

■1500m

予選01組 06着 後藤琉太朗 3:49.61

 仕事の都合でリアルタイム観戦はできませんでしたので、結果を見ての感想です。1500mは駆け引きが多いので、本来の力を発揮できないケースも多く見てきましたが、後藤さんも本来のスピードを出すことができなかったようです。これからは、短距離ブロックの寺田さんと一緒に、中大中距離の柱となる選手ですので、さらにスピードを磨いて、大舞台で発揮してほしいです。

 

■10000m

07着 佐藤大介 29:03.41

 配信がアレ(悪い意味で…)だったため、佐藤Dさんはおろかレースの流れもあまりわからない状況でした。早稲田山口さんが飛び出し、1000mを243で通過。山口さんが単独先頭、山梨学院ムトゥクさんの第2集団、その後ろの第3集団とわかれ、佐藤Dさんは第3集団にいました。2000mを前に山口さんをかわしてムトゥクさんが先頭にたち、ハイペースを維持しながら引っ張りました。それ以降はムトゥクさんの独走となり、その後ろの集団はチラチラ見える程度でした。そのチラチラの中(=入賞争いライン)に佐藤Dさんが含まれているのを確認できましたが、進むに連れそのチラチラも無くなり、状況はまったくつかめませんでした。最後のゴールシーンでようやく佐藤Dさんが映り、見事7番でゴールし、入賞しました。ハイレベルなGGNからの強行軍で出場し、ポイントを獲得。藤原監督は、将来的なマラソンのために、タフなレース経験をさせたかったとのことでした。その期待にしっかり応える佐藤Dさんは、まさに今、好調な中大の流れを作っている中心にいる選手でしょう。

 

■3000mSC

予選01組 05着 井上優人 9:07.27Q

決勝   12着 井上優人 9:19.18

 4月に3000mSCで自己ベストを出した井上さんが、1年生で関東インカレに出場しました。予選では、スロー展開の前目の位置でレースを進め、途中先頭を引っ張る場面もありました。最後の障害で後手を踏んで5番に後退しましたが、しっかり着順で決勝に進出しました。決勝では、実力者の法政湯田さんが引っ張る中、後方の集団でレースを進めました。残り1000mを切ったくらいで、集団で粘りきれなくなり、遅れてしまいました。2日続けて2本揃える難しさを十分理解し、その経験もある井上さんですが、大学陸上となると、やはりレベルが違うのでしょう。壁に跳ね返されました。この悔しさを、また来年…なんて言わず駅伝シーズンから晴らしてほしいです。

 

ハーフマラソン

09着 田原琥太郎 1:05.22

24着 伊東夢翔 1:07.45

26着 相地一夢 1:07.52

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 気温が上がったハーフは、後日藤原監督のコメントとして、田原さん以外の2選手は、スクランブル出場になったとのこと。調整の難しさがわかるレースとなりました。現地にも行けず、CSでも見られなかったので、7716さんの動画で確認しました。飛び出した山梨学院キピエゴさん、2番手早稲田工藤さん、そこから大きく離れた入賞争いの集団に3人はいました。どのくらいかわかりませんが、伊東さんがはじめに苦しくなり集団から脱落、おそらく10k過ぎくらいで相地さんも遅れ始め、集団では田原さんが粘っていました。しかし、前にいた集団も落ちてきて田原さんの集団に吸収され、3番争いの大きな集団になりました。少しずつこぼれていく集団の中で田原さんは粘り、入賞争いをしました。最終的には9番で、わずかに入賞に届かず。本人はとても悔しいと思いますが、これが今後の飛躍へのモチベーションとなるでしょう。伊東さん相地さんは、スクランブル出場とはいえだいぶ粘れていたと思います。スクランブルの分、レース展開が抑え気味になったのはやむを得ませんが、相地さんはしっかり集団で粘っていましたし、伊東さんも遅れてからズルズルいかず粘りました。

 

■5000m

04着 溜池一太 13:36.93

11着 佐藤 蓮 14:07.46

14着 吉中祐太 14:15.35

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 早稲田のスーパールーキー鈴木さんがスタートから引いて、1000mは240あたりで通過しました。通過後すぐに山梨学院ムトゥクさんが先頭に出て、縦長集団を引き、溜池さんは番手で待機、吉中さんは中ほど、佐藤蓮さんはいつもどおり後方からでした。1330くらいのペースで流れていましたが、3600mあたりで城西大キムタイさんがペースを上げ、それに呼応したムトゥクさんと2人が先頭に出ました。その後ろに置かれた集団を、溜池さんが引く形になりました。残り800mで鈴木さんが前を追いだしましたが、溜池さんは一緒に追えず4位争いに後退。それでもラストスパートで猛追し、最後は4位フィニッシュ。惜しくも表彰台は逃しましたが、溜池さんらしい積極的な内容でした。藤原監督によると、全日本予選に向けた流れの中での出場で、調整なし、重い状態での出場だったとのことでした。加えて、3600m以降集団を引いたのも影響があったでしょう。それでも4番でしっかりとポイントを獲得したのは、4年生の矜持でしょうか。さすがの内容でした。吉中さんは、2000mあたりから重そうな感じに見えました。1週間前に一度合わせているので、さすがに厳しかったようです。佐藤蓮さんは、いつものスタイルを崩しませんでしたね。後方から着実に拾って、気づいたらこんなところに、という内容でした。もうひとつ前の集団で脚を温存できたら、入賞争いに加われたでしょう。

 

 今年は前期の目標設定が難しく、昨年のように「全種目入賞」はかないませんでしたが、それぞれの種目でしっかり粘って走ってくれたのは、大きな収穫だったと思います。

【5月4日】(第36回ゴールデンゲームズinのべおか)_試合結果

 今年は東京で世界選手権が行われ、その代表選考レースとなる日本選手権への出場に必要な標準タイムを切ろうと、延岡にトップ選手が集いました。電子ペーサーやペースメーカーなど、タイムを出すにはもってこいのコンディションになりました。

 

■5000m

D組 01着 吉中祐太 13:31.73

D組 07着 藤田大智 13:34.30

D組 08着 佐藤大介 13:34.57

D組 28着 並川颯太 14:20.90

A組 03着 本間 颯 13:32.77

A組 06着 岡田開成 13:41.81

 D組には、4月の鍛錬期を過ごした4選手が出場しました。この組は、日本選手権標準タイム切りを目指す選手が揃い、電子ペーサーも1335〜55の設定でした。1000m通過が240、中大勢は縦長集団の中団から後方の位置取りでした。2000mは523で、佐藤Dさんがやや前目に位置し、その後ろに藤田さん、後方に吉中さん、並川さんはちょっとここで置かれてしまいました。3000m通過は808、タイムを出すには非常にいいペースで流れました。この段階で、3人は集団の中ほどに揃って、並走になりました。4000mも絶妙なペースを刻んで1053、吉中さん藤田さんは余裕を持って先頭集団の中、佐藤Dさんはなんとか粘って先頭集団後方でした。ラスト2周を切り、先頭集団では吉中さんと藤田さんが虎視眈々と狙っていて、少し先頭集団とは切れた第2集団で佐藤Dさんが粘っていました。ラスト1周でペースメーカーが外れ、一気にペースが上がると、最初に駒澤大伊藤さんがスパート。そこに藤田さんもつき、集団後方に吉中さんでした。残り200mでコニカミノルタ名取さん、ヤクルト太田さんがスパートをかけ先頭争いをし、ひと呼吸置いて吉中さんが一気にギアを上げてスパート。見事に決まって組トップと大幅自己ベスト更新でした。ラストに絶対的な自信を持つ吉中さんは、残り200mでも先頭集団で粘れたいたので、彼のスピードならばここまでもって来ることは予想することができました。とはいえ、見ているわたしたちにとって、かなりインパクトの大きい勝ち方でした。藤田さんも、最後伊藤さんたちに食らいついて、そこから粘って大幅自己ベスト。ロードの長いところからトラックのスピードレースまで、すべてに対応してきていますね。佐藤Dさんは、ラスト1周で置かれ気味になったものの、藤田さんの直後でゴールということは、スパートがバッチリ決まったようです。ロード巧者がまたここでも、スピード適性を示してくれました。

 A組は、本間さんと岡田さんの2名が出場しました。1325の目標設定で、ペースメーカーもつきました。最初の1000mは239で通過し、岡田さんが4番手、本間さんは6番手の位置取りでした。出場選手も少なく、スムーズに縦長の隊列が決まりました。2000mが521、3000mが804と、絶妙なペースを刻みながら、2人とも落ちてくる選手を拾って前へ進出しました。3800mを通過して、集団がペースメーカーから遅れ、スバル小林さんが前へ出ました。そこに本間さんが対応しましたが、岡田さんはここで少し置かれました。4000mを過ぎて消耗戦となり、本間さんはなんとか赤のペーサーライト(1335設定)で粘って、ラスト1周でスパートを決め、ペーサーライトの前でゴール。本間さんも大幅自己ベストでした。前走が10000mだった両選手でしたが、しっかり5000mのスピードにも合わせてきました。岡田さんも、4000mくらいまでは余裕を持って進められていましたので、もう少しかと思います。

 本日自己ベストを出した4選手は、日本選手権の参加標準も突破しました。いよいよ「27分台10人」という夢のような目標が、現実味を帯びてきました。

【5月3日】(第2回国士舘大学競技会)_試合結果

 ゴールデンウィークに開催された国士舘記録会に、伊藤さんと高好さんの神奈川コンビが出場しました。3000mと1500mのWエントリーで、スピードとタフさが求められたレースになりました。快晴でかなり暑かったですね。

 

■3000m

02組 01着 伊藤春樹 8:32.88

02組 DNF 高好陽之心 

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 怪我明けの高好さんと、病気を克服してここから上げていく伊藤さんのステップレースでした。スタートから800mを過ぎたあたりで伊藤さんが先頭に立ち、すぐ後ろに高好さんでした。そこから高好さんが先頭で、伊藤さんを引く形となり、1000mが250でした。1400mで高好さんが離脱し、伊藤さんと国士舘の選手とのマッチアップ。伊藤さんの表情を見ると、かなり時計を気にしている様子だったので、きっちりペースを刻んでいるか確認していたのでしょう。250ペースの830で、予定通りだったようです。

 

■1500m

03組 01着 伊藤春樹 3:58.40

03組 02着 高好陽之心 4:02.52

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 3000mからそれほど間をおかずに、すぐに1500mのレースとなりました。スピードの違いで伊藤さんが先頭、高好さんが2番手で、後続を大きく引き離しました。途中高好さんも先頭で引っ張る場面もあり、積極的な姿勢が見られました。そのまま2人で先頭争いをし、伊藤さんが組トップ、高好さんは2番でPBを更新。しかし着順やタイム以上に、タフなスケジュールを余裕を持ってこなしていたのが印象的でした。

 

 山本コーチのコメントだと、狙うべきレースはまだ先のようなので、目指すレースへの第一歩は順調に消化したようです。

【4月29日】(第59回織田幹雄記念国際陸上競技大会)_試合結果

 グランプリシリーズの織田記念が開催されました。連覇を狙う吉居キャプテンに、今年は溜池さんも加わり、中大が誇るトップ2選手がハイレベルな試合に挑みました。最終レースの5000mの頃にはだいぶ涼しくなり、記録を狙うにはもってこいのコンディションでした。

 

■グランプリ5000m

01着 吉居駿恭 13:26.31

15着 溜池一太 13:37.12

 ペースメーカーのワウエルさんを先頭に、1000m通過が239でした。溜池さんはペースメーカーの直後につけ、吉居キャプテンは中団から。縦長の集団で隊列がうまく決まったかと思いましたが、2000m以降ペースは上がらず、2000m通過は523。溜池さんはずっと同じ位置でしたが、吉居キャプテンはこのあたりから徐々に前に進出しはじめました。2800mを過ぎたあたりで、麗沢大学の留学生2人がペースメーカーをかわして先頭に立つと、それに合わせるように吉居キャプテンも前にでました。麗澤大学の2人と吉居キャプテンの先頭集団は、3000m通過が808。そこから集団でペースを上げましたが、設定よりは上がらなく、吉居キャプテンは勝負に切り替えたようでした。4000mは再度大きな集団となって、1054で通過。ペースは完全に落ち着いてしまいました。4200mで吉居キャプテンが少し仕掛けてペースを上げふるい落とすと、残り300でラストスパート。残り200からさらにギアを上げ、昨年に続き2連覇を達成しました。レース運び、ふるい落とし、スパート、どれも完璧なレースでした。ここまで完璧だったということは、ピーキングも完璧だったと思います。もっと流れていたら、1320切りも見えていたので、タイムの面では惜しかったです。それでも、最高のパフォーマンスでした。

 溜池さんは、吉居キャプテンが動いた4200mまでは絶好の位置でした。しかし4200m以降ペースが上がると、集団から離されてしまいました。本当に僅かなところだと思いますが、次回はその差を確実に埋めてきてくれるでしょう。