【3月8日】(各地区レース)_第4回中央大学記録会
本来であれば学生ハーフの予定でしたが、コロナウイルスの影響で大会は中止となってしまい、代わって中大で、学内限定の10000m記録会が行われました。観戦の自粛要請もあり、競技場に行くことは叶いませんでしたが、スタッフの方々のご尽力により、レースはInstagramでのライブ配信で中継されました。天気は雨、かなり気温は下がって、去年の東京マラソンのようなコンディションでした。
■10000m
01着 吉居大和 28:35.65
02着 大森太楽 28:35.66
03着 三須健乃介 28:36.65
04着 千守倫央 28:37.68
05着 三浦拓朗 28:40.30
06着 中野翔太 28:58.80 初
07着 池田勘汰 29:06.19
08着 手島 駿 29:24.97
09着 若林陽大 29:27.93
10着 畝 拓夢 29:38.60
11着 伊東大翔 29:47.47
12着 藤村燦太 29:47.63
13着 園木大斗 29:48.64 初
14着 井上大輝 29:56.02
15着 加井虎造 29:58.61(PM)
16着 助川拓海 29:59.40
17着 湯浅 仁 30:03.91 初
18着 谷澤竜弥 30:08.64
19着 大澤健人 30:22.24 初
20着 萩原璃来 30:29.51
21着 黒須優翔 30:32.60 初
22着 倉田健太 30:39.87
23着 岩原智昭 30:42.38(PM)
DNF 眞田 翼 6600mまで(PM)
DNF 森 智哉 3000mまで(PM)
学生ハーフに合わせていた中で10000mに変更になり、加えて新入生も出場するということで、どのようなレースになるか注目されました。眞田くん森智くんが28分台のPM、加井くんが29分半くらいのPM、岩原くんが30分切りのPMと、3つの集団に分かれているような形でした。PMがついたので、当然ペースは速くなりましたが、どの集団も中盤くらいまでは溢れる選手は少なかったように思います。先頭集団は、5000mが1426。中盤で少しペースが落ち着き、28分台がひとつの目安かな、という思いでしたが、8000mくらいから吉居くんが一気にペースを上げ、他の選手もそれに反応しました。吉居くんが突き放すも、大森くんが猛烈なスパートを見せましたが、100分の1秒差で吉居くんに軍配が上がりました。そこから僅かな差で三須くん、千守くん、三浦くんと続きました。後半の5000mの方が速かったという、非常にレベルの高いレースでした。また加井くんがPMした集団も、多くの選手が29分台中盤でフィニッシュ、自己ベスト更新が続出しました。
ルーキー2人が28分台、2人が29分台と力を見せつけましたが、1年生~3年生も負けじと自己ベスト連発でした。宮崎合宿にも参加していた新入生が、いい刺激をもたらしているようです。それにしても28分台が一気に6人とは、驚きを隠しきれません。チーム平均も大幅にアップしました。3月上旬にこのタイムですから、28日の5000m、10000mは、また面白いレースになりそうで、今から期待が高まります。なんとか観戦に行きたいものですが…。
個人的には、PMを務めた4人のチームへの思いは、特筆に値すると思います。加井くんはPMしつつ2958でフィニッシュもしました。まだ万全ではないのかと思いますが、それでも今の状態で最低限まとめてくるあたりは、さすが10000m巧者だと思います。全日本予選会では不可欠な選手なので、春に万全の調子に戻してほしいですね。
【3月8日】(各地区レース)_第75回びわ湖毎日マラソン大会
岩佐くんが出場したびわ湖毎日マラソンも、強い雨の中行われました。
■フルマラソン
50位 岩佐快斗 2:19.51
岩佐くんが学生最後のレースに選んだのは、岩佐くんらしくフルマラソンでした。10kくらいまでは、テレビでも後方の集団に映っていて、表情もしっかりしているのが確認できました。15k~21kで、キロ10秒くらい落としてしまいましたが、そこからビルドアップして彼らしく淡々と刻みました。レース中にしっかり切り替えることができ、岩佐くんらしいクレバーなレースを見ることができました。岩佐くんは、この4年間で公式フルマラソン3回目。しかもそのうち1回は、2年生でボストンマラソンの招待選手で走りました。当時は調整が合わず、満足の行く結果ではなかったようですが、最後の最後でフルマラソン自己ベスト、20分切りを達成しました。目標は18分切りだったようですが、コンディションを考慮するとあっぱれな結果だと思います。中大出身の社会人ランナーは、福島代表で都道府県を走った蛭田くんがいますが、岩佐くんも偉大な先輩を目標に、社会人ランナーとして頑張って欲しいです。
4年間本当にお疲れさまでした。またその勇姿を応援できる日が来ることを楽しみにしています。
【2月22日】(各地区レース)_第35回U20日本陸上競技選手権クロスカントリー
クロスカントリーの日本選手権が行われました。シニア10kに現役生の出場はありませんでしたが、U20に新入生3名が出場しました。
■U20(8km)
01位 石田洸介 東京農大二 23:48
02位 佐藤一世 八千代松陰 24:03
03位 石井一希 八千代松陰 24:05
04位 中野翔太 世羅 24:11
05位 赤星雄斗 洛南 24:14
06位 石原翔太郎 倉敷 24:16
07位 倉本玄太 世羅 24:24
08位 三浦龍司 洛南 24:26
26位 園木大斗 開新 24:45
31位 伊東大翔 國學院久我山 24:53
YouTubeでライブ配信があったようですが、環境が悪く見ることができませんでした。途中石田くんが独走状態を作ると、その2つ後ろの集団で中野くんが粘っていたようですね。こぼれそうになりながらも、後半盛り返したのでしょうか。4番でフィニッシュ。中野くんのトラックレースは見たことが無いのですが、ロードとクロスカントリーでは、安定していますね。園木くん伊東くんは、入賞圏内とは少し差がありました。中野くん含め3人とも、直前まで宮崎合宿に参加していましたので、少し疲れがあったかなと思います。また、大会としてクロスカントリーはなかなか走らないですから、得手不得手もあったのかもしれません。そのなかでの中野くんの好走は、非常に頼もしいです。
【第70回全関東八王子夢街道駅伝競走大会】試合結果
八王子駅伝が行われました。今年は1チームのみの出場。だいぶ冷え込んで、日陰にいると顔が痛く感じました。最悪なことにスタート時間を間違えてしまい、スタートは見られないという失態を犯してしまいました…。
■大学男子の部
1位 中央大学A 1:01.14
2位 拓殖大学 1:02.23
3位 国士舘大学A 1:02.29
4位 育英大学 1:03.46
5位 国士舘大学B 1:04.14
6位 国士舘大学C 1:04.25
■区間記録
1区(4.7km) 03位 若林陽大 14:09
2区(6.2km) 01位 手島 駿 18:24
3区(5.7km) 01位 大森太楽 16:40
4区(4.1km) 01位 倉田健太 12:01
■高校男子の部
1位 國學院久我山 1:02.21
■区間記録
4区(4.1km) 01位 伊東大翔 12:06
富士宮駅伝同様、箱根出場組が中心となったチームでした。若林くんが秒差でタスキを繋ぐと、そこからは3区間連続区間賞で、他を圧倒しました。短い距離ながら、2位に1分差以上をつける圧勝でした。倉田くんは、大晦日から10000m1本、ハーフ2本、駅伝1本とタフに走れていますので、ここでの蓄えは春に生きてくると思います。公式ブログにもあったように、若林くん倉田くん手島くんは、連戦になっているのでケアを大切にして、怪我なく練習を積んで欲しいです。本当に強い内容でした。
また高校の部では、新入生の國學院久我山伊東くんが、当日エントリー変更で出場しました。2位に18秒差をつけて区間賞。倉田くんにも5秒差まで迫りました。都道府県駅伝、八王子駅伝とコンスタントに走れていて、かつ好成績を残していますので、春が非常に楽しみです。
【2月9日】(各地区レース)_第70回記念富士宮駅伝競走大会
今年は、(たぶん…)中大としては初となる富士宮駅伝に出場しました。オープン参加ということで、記録は参考記録になります。
■総合成績
総合3位相当 中央大学 1:41.46
高校の部3位 韮山高校 1:49.22
■区間成績
1区(5.4km) 三浦拓朗 17:24 区間1位相当
2区(4.6km) 萩原璃来 16:00 区間5位相当
3区(5.5km) 三須健之介 19:25 区間3位相当
4区(6.8km) 川崎新太郎 19:24 区間5位相当
5区(5.0km) 井上大輝 14:41 区間3位相当(区間新)
6区(5.4km) 千守倫央 14:52 区間1位相当(区間新)
1区(5.4km) 大澤健人 18:13 区間7位相当
新チームの中核を担う選手を中心にチームが組まれました。富士宮駅伝は標高差が激しく、経験値や適性が大きく左右する駅伝なのかなと思いました。OP参加で正式記録ではないものの、三浦くんがスターターで区間1位、千守くんは区間新記録で区間1位と、絶好調の2人が力を見せてくれました。また井上くんも、区間新で3位と、先週の悪い流れを切る走りだったようです。本番の学生ハーフに向けたトレーニングの一環だと思いますが、ロードシーズン最後には、きっちり合わせてきて欲しいです。
また新入生の韮山高校大澤くんも1区で出場し、三浦くんがOPでいるので、おそらく区間6位だと思いますが、区間上位でしっかり走れていたようです。三浦くんの記録が圧倒的過ぎますが、実質区間賞とは20秒弱と粘ったようです。