中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【7月18日】(各地区レース)_ホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会

ホクレンシリーズ最終戦となる千歳大会は、中大から最も多い6名の出場となりました。注目はやはり吉居くん。記録が出るのか出ないのか、固唾を飲んで見守りました。

 

■1500

A組 09着 山田俊輝 3:47.27

A組 15着 森 智哉 4:01.36

 

■5000

E組 12着 伊東大翔 14:14.46

E組 14着 川崎新太郎 14:21.61

D組 02着 三浦拓朗 13:53.91

A組 06着 吉居大和 13:28.31

 

吉居くんのA組は、外国人勢はもちろん、住友電工遠藤くん、富士通松枝くんなど、5000mのトップ選手が集いました。3000mを804で通過。吉居くんは、自己ベストよりも速いタイムで3000mを通過しましたが、まだ表情は余裕がありました。その後先頭集団とは差が開きましたが、1229でラスト1周。ラストの脚が残っているかでしたが、60秒弱でカバーし、見事にU20の記録を更新しました。日本人勢では、遠藤くん松枝くんに先着は許したものの、見事3番でした。3000mが自己新ペースで、もしかしたら少し戸惑いもあったかもしれませんが、それでも3000m以降の落ち込みを最小限に抑えました。まだまだ大学1年生。底知れないポテンシャルに、驚きを禁じえませんでした。

 

三浦くんは、前回に引き続き積極的なレース。中間のペースが落ちましたが、最後は高校の先輩、駒澤加藤くんとのマッチレースでした。惜しくも加藤くんの後塵を拝しましたが、見事組2番で、久しぶりの自己ベスト。三浦くんも安定感が増してきました。伊東くんは、前回からリカバリーして、2本まとめてきました。川崎くんは突然のエントリーとなり、少しバタバタしたのかもしれませんが、駅伝シーズンに向けたレースだったようです。

【7月8日】(各地区レース)_ホクレン・ディスタンスチャレンジ深川大会

ブログの更新が滞っており、申し訳ありませんでした。無事生きておりますので、ご安心ください笑。夏季行われた各地区の結果になります。

 

■5000

D組 02着 三浦拓朗 14:00.17

D組 15着 伊東大翔 14:28.76

C組 02着 森 凪也 13:56.74

B組 01着 吉居大和 13:38.79

 

戦前に学内TT1342を記録していた吉居くんが、はたしてどこまで走れるのかというところに注目が集まりました。1000mが2412000mが526と、1340秒台に乗せるには、非常にいいペースになりました。しかしその後さらにペースが上がり、そこに番手でついて、最後一気に突き放したようです。40秒台はおろか、30秒台に突入。日本選手権標準突破、U20歴代5位、様々な記録がついてきました。底知れない吉居くんの快走に、驚きを通り越して唖然とするばかりです。

 

三浦くんは、タイムこそPBに届かなかったものの、積極的に前でレースを作るという、内容の濃いレースになりました。どんな展開でも力を出し切れるということは、今後の駅伝シーズンで非常に重要な要素になってきます。1段階レベルが上ったように感じました。ホクレン2戦目の森凪くんは、予定通りきっちり13分台で2番に入りました。コロナ自粛がなければ、早々に13分台は見えていたので、驚きはありませんでしたが、2本しっかりまとめられたこと、トップ争いに絡めたことは、収穫かと思います。伊東くんは少しほろ苦いデビューとなりましたが、社会状況とタイムを見れば、十分かと思います。

【7月4日】(各地区レース)_青森春季ディスタンス記録会

コロナ自粛がようやく緩和されつつある中、少しずつ各地区での記録会が開催されるようになりました。例年だとあまり出場しない青森の春季ディスタンス記録会に、眞田くんが単身チャレンジしました。

 

■3000

03組 04着 眞田 翼 8:39.45

 

■5000

03組 DNF 眞田 翼 

 

3000m+3000mのセットで出場したのかな、と思いましたが、5000mは高校生を引っ張ったという情報もあり、様々な状況での出場となったようですね。いずれにしても、このようにレースを使って練習の質を上げられるようになったことは、ファンとしても感謝の一語に尽きます。

【7月4日】(各地区レース)_ホクレン・ディスタンスチャレンジ士別大会

久しぶりの更新になります。ご無沙汰しております。悪夢のようなコロナウイルス感染症の驚異から、社会全体がようやく復活の兆しを見せはじめ、社会活動も少しずつ再開しつつある状況の中、陸上もようやく今週末から、競技会が再開されました。応援者として、競技会当日までのモチベーションの持って行き方をうっすら忘れかけておりましたが、何はともあれ、記録うんぬんは度外視で楽しむことができました。陸上を見られて応援できることが当たり前だと思ってはいけない、そう強く思った4ヶ月でした。

 

■5000

C組 09着 森 凪也 14:03.36

 

■1500

A組 06着 森 智哉 3:49.53

A組 07着 山田俊輝 3:49.76

 

2020年度、チームのトップバッターとして走ったのは、森凪くんでした。ターゲットタイムが1355で、1000m通過が247くらいだったと思います。だいぶ余裕を持って集団の最後方に位置し、いつでも狙えるようなポジションでした。ペーサーが非常に良いラップを刻んで、1350を切るようなペースでしたが、3400m手前で森凪くんは集団からこぼれました。それでも後ろの集団をうまく利用したり、最後もしっかりスパートできたり、スピードで押すスタイルの本来の森凪くんを見せてくれました。結果は、PB10秒更新する大幅自己ベスト。森凪くんのPB1413だったことが不思議だったので、ここは通過点。次で13分台が見えてくると思います。

 

1500mは、最も速いタイムを狙うA組に、森智くんと山田くんが出場しました。集団が大きく縦長になり、前の外国人選手は30秒台前半を狙うようなスピードでした。2人とも後方から、ターゲットを40秒台中盤くらいに設定しているようなイメージで、特に森智くんの表情からは余裕が伺えました。カメラ位置の関係で、どのくらいのラップだったかなどはわかりませんが、最後は前の集団とだいぶ差を詰めてゴールしたので、スパートも決まっていました。初戦でしっかり50秒を切ることができたのは、次に向けて大きな収穫だと思います。

【3月8日】(各地区レース)_第4回中央大学記録会

本来であれば学生ハーフの予定でしたが、コロナウイルスの影響で大会は中止となってしまい、代わって中大で、学内限定の10000m記録会が行われました。観戦の自粛要請もあり、競技場に行くことは叶いませんでしたが、スタッフの方々のご尽力により、レースはInstagramでのライブ配信で中継されました。天気は雨、かなり気温は下がって、去年の東京マラソンのようなコンディションでした。

 

■10000

01着 吉居大和 28:35.65

02着 大森太楽 28:35.66

03着 三須健乃介 28:36.65

04着 千守倫央 28:37.68

05着 三浦拓朗 28:40.30

06着 中野翔太 28:58.80 初

07着 池田勘汰 29:06.19

08着 手島 駿 29:24.97

09着 若林陽大 29:27.93

10着 畝 拓夢 29:38.60

11着 伊東大翔 29:47.47

12着 藤村燦太 29:47.63

13着 園木大斗 29:48.64 初

14着 井上大輝 29:56.02

15着 加井虎造 29:58.61PM

16着 助川拓海 29:59.40

17着 湯浅 仁 30:03.91 初

18着 谷澤竜弥 30:08.64

19着 大澤健人 30:22.24 初

20着 萩原璃来 30:29.51

21着 黒須優翔 30:32.60 初

22着 倉田健太 30:39.87

23着 岩原智昭 30:42.38PM

DNF 眞田 翼 6600mまで(PM

DNF 森 智哉 3000mまで(PM

 

学生ハーフに合わせていた中で10000mに変更になり、加えて新入生も出場するということで、どのようなレースになるか注目されました。眞田くん森智くんが28分台のPM、加井くんが29分半くらいのPM、岩原くんが30分切りのPMと、3つの集団に分かれているような形でした。PMがついたので、当然ペースは速くなりましたが、どの集団も中盤くらいまでは溢れる選手は少なかったように思います。先頭集団は、5000mが1426。中盤で少しペースが落ち着き、28分台がひとつの目安かな、という思いでしたが、8000mくらいから吉居くんが一気にペースを上げ、他の選手もそれに反応しました。吉居くんが突き放すも、大森くんが猛烈なスパートを見せましたが、100分の1秒差で吉居くんに軍配が上がりました。そこから僅かな差で三須くん、千守くん、三浦くんと続きました。後半の5000mの方が速かったという、非常にレベルの高いレースでした。また加井くんがPMした集団も、多くの選手が29分台中盤でフィニッシュ、自己ベスト更新が続出しました。

 

ルーキー2人が28分台、2人が29分台と力を見せつけましたが、1年生~3年生も負けじと自己ベスト連発でした。宮崎合宿にも参加していた新入生が、いい刺激をもたらしているようです。それにしても28分台が一気に6人とは、驚きを隠しきれません。チーム平均も大幅にアップしました。3月上旬にこのタイムですから、28日の5000m、10000mは、また面白いレースになりそうで、今から期待が高まります。なんとか観戦に行きたいものですが

 

個人的には、PMを務めた4人のチームへの思いは、特筆に値すると思います。加井くんはPMしつつ2958でフィニッシュもしました。まだ万全ではないのかと思いますが、それでも今の状態で最低限まとめてくるあたりは、さすが10000m巧者だと思います。全日本予選会では不可欠な選手なので、春に万全の調子に戻してほしいですね。

【3月8日】(各地区レース)_第75回びわ湖毎日マラソン大会

岩佐くんが出場したびわ湖毎日マラソンも、強い雨の中行われました。

               

フルマラソン

50位 岩佐快斗 2:19.51

 

岩佐くんが学生最後のレースに選んだのは、岩佐くんらしくフルマラソンでした。10kくらいまでは、テレビでも後方の集団に映っていて、表情もしっかりしているのが確認できました。15k21kで、キロ10秒くらい落としてしまいましたが、そこからビルドアップして彼らしく淡々と刻みました。レース中にしっかり切り替えることができ、岩佐くんらしいクレバーなレースを見ることができました。岩佐くんは、この4年間で公式フルマラソン3回目。しかもそのうち1回は、2年生でボストンマラソンの招待選手で走りました。当時は調整が合わず、満足の行く結果ではなかったようですが、最後の最後でフルマラソン自己ベスト、20分切りを達成しました。目標は18分切りだったようですが、コンディションを考慮するとあっぱれな結果だと思います。中大出身の社会人ランナーは、福島代表で都道府県を走った蛭田くんがいますが、岩佐くんも偉大な先輩を目標に、社会人ランナーとして頑張って欲しいです。

 

4年間本当にお疲れさまでした。またその勇姿を応援できる日が来ることを楽しみにしています。

【2月22日】(各地区レース)_第35回U20日本陸上競技選手権クロスカントリー

クロスカントリーの日本選手権が行われました。シニア10kに現役生の出場はありませんでしたが、U20に新入生3名が出場しました。

 

■U208km

01位 石田洸介 東京農大二 23:48

02位 佐藤一世 八千代松陰 24:03

03位 石井一希 八千代松陰 24:05

04位 中野翔太 世羅 24:11

05位 赤星雄斗 洛南 24:14

06位 石原翔太郎 倉敷 24:16

07位 倉本玄太 世羅 24:24

08位 三浦龍司 洛南 24:26

 

26位 園木大斗 開新 24:45

31位 伊東大翔 國學院久我山 24:53

 

YouTubeライブ配信があったようですが、環境が悪く見ることができませんでした。途中石田くんが独走状態を作ると、その2つ後ろの集団で中野くんが粘っていたようですね。こぼれそうになりながらも、後半盛り返したのでしょうか。4番でフィニッシュ。中野くんのトラックレースは見たことが無いのですが、ロードとクロスカントリーでは、安定していますね。園木くん伊東くんは、入賞圏内とは少し差がありました。中野くん含め3人とも、直前まで宮崎合宿に参加していましたので、少し疲れがあったかなと思います。また、大会としてクロスカントリーはなかなか走らないですから、得手不得手もあったのかもしれません。そのなかでの中野くんの好走は、非常に頼もしいです。