【第96回箱根駅伝】チームエントリー
箱根駅伝のチームエントリーが発表されました。前回はわずかの差でシード権を逃し、苦しい1年を乗り越え、ようやくここまでたどり着きました。短くも感じ、長くも感じたこの1年ですが、残すは3週間。チーム一丸で、なんとかシード権を獲得し、目標達成に向けて頑張ってください。また、1年で最も妄想が膨らむこの3週間を今年もいただけたこと、選手、スタッフの皆さんに感謝したいと思います。本当にありがとうございます。
■エントリーメンバー
田母神一喜(4) 学法石川
舟津彰馬(4) 福岡大大濠
岩佐快斗(4) 大磯
二井康介(4) 藤沢翔陵
池田勘汰(3) 玉野光南
畝 拓夢(3) 倉敷
大森太楽(3) 鳥取城北
川崎新太郎(3) 水口東
矢野郁人(3) 須磨学園
井上大輝(2) 須磨学園
手島 駿(2) 國學院久我山
三浦拓朗(2) 西脇工業
森 凪也(2) 福岡大大濠
小林龍太(1) 東京農大二
千守倫央(1) 松山商
若林陽大(1) 倉敷
各学年、非常にバランスの取れたエントリーとなりました。何より、4年生が4人エントリーと、しっかり本戦に合わせてきてくれました。予選会は舟津くんの孤軍奮闘でしたが、田母神主将は夏からの長距離挑戦が、ひとつの結果につながりました。二井くん岩佐くんも、ケガから本当にここまでよく持ってきてくれました。4年生抜きには戦えない箱根駅伝だからこそ、このエントリーは本当に大きな意味を持つと思います。予選会エントリー組に加え、近走好調の選手が選ばれた感じでしょうか。前回3区の三須くん、前回5区の岩原くんが外れました。それだけ部内競争が激しかったのだと思います。サプライズは小林くんかなと思いますが、上尾で65分台、日体大で29分台という成績を考えると、2本しっかりまとめているので、さほどサプライズでもないですね。個人的には、予選会後上尾一本に絞ってタイムを出し、そこから調整に入っている畝くん、5000mで13分台を出してスピードを確かめた舟津くんあたりの調整から、非常にいい雰囲気を感じます。
大手町のゴールは、田母神主将と舟津くんが、(前回の区間エントリーだと)ゴールする川崎くんを迎える状況になるでしょう。田母神主将と舟津くんの2ショットは、これがおそらく最後になります。その瞬間をしっかり目に焼き付けると同時に、それが「歓喜の輪」となるように応援したいと思います。もっとも、田母神主将は10区希望なので、舟津くんが田母神主将を迎えることも考えられます。それはそれで、また貴重な瞬間となるでしょう。