【第95回関東インカレ(4日目)】(ハーフマラソン決勝/800m準決勝決勝/5000m決勝)試合結果
関東インカレ最終日観戦してきました。今日は暑かったですね。日焼け止めが手放せない1日でした。
■ハーフマラソン決勝
01着 ドミニク ニャイロ 山梨学院大 1:05.07
02着 井戸浩貴 早稲田大 1:05.35
03着 籔下響大 明治大 1:05.35
04着 原 法利 大東文化大 1:05.41
05着 上田健太 山梨学院大 1:05.59
06着 山本修二 東洋大 1:06.05
07着 佐藤 淳 早稲田大 1:06.13
08着 佐藤孝哉 山梨学院大 1:06.25
15着 谷 星輝 1:07.12
22着 渥美良明 1:07.43
29着 相馬一生 1:08.22
猛暑に見舞われた今日は、タイム度外視で完全な消耗戦になりました。周回コースなので距離感がわかりませんでしたが、前半は山梨ニャイロくんが引っ張る集団に3人とも確認できました。給水のそばで見ていましたが、暑さの影響でほとんどの選手が、大集団の中給水とスポンジを取りました。中盤になり、まず相馬くんがジリジリ遅れ始め、渥美くんも置いていかれてしまいました。3人の中では後方にいた谷くんが、いつの間にか10番争いができる位置まで来ていました。このまま落ちてくる選手を拾っていければ、と思いましたが、時すでに遅しでした。持ちタイムが良かった相馬くんは残念でしたが、谷くんの粘りは良かったですね。渥美くんの戦列復帰も、来月を見据えると頼もしいです。
■800m準決勝
02組 01着 田母神一喜 1:51.70
昨日の予選で、タイムで準決勝進出を決めた田母神くんですが、準決勝では素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。3レーンスタートのためか、道中インに閉じ込められ窮屈なレースを強いられた印象を受けました。上げていこうというところで前が開かず、最終3コーナーでは最後方に。しかし、そこから驚異のキレを見せてくれました。故障が癒え、スピードは戻ってきている途中とのことですが、一気に弾けて組トップを取りました。田母神くんらしいレースでした。
■800m決勝
01着 西久保達也 早稲田大 1:51.60
02着 三武 潤 日本大 1:51.60
03着 下田晃大 山梨学院大 1:53.29
04着 保坂拓海 明治大 1:53.30
05着 渡邊悠弥 日本大 1:54.25
06着 飯島陸斗 早稲田大 1:54.69
07着 廣出和樹 早稲田大 1:54.72
08着 田母神一喜 中央大 1:59.75
準決勝で素晴らしいラストを見せてくれた田母神くんに期待が高まりましたが、厳しい結果になりました。スタート直後から積極的に前へ。ラスト1周は中団に位置し、前が見えるところで1コーナーに入りました。しかし表情は苦しそうで、2コーナーでは最後方に下がりました。そこから持ち直せず、8位でフィニッシュ。疲労が抜けなかったのかもしれませんね。しかし、短い期間でこれほどまでに戻してきた回復力はあっぱれです。今後が本当に楽しみです。
■5000m決勝
01着 パトリック マセンゲワンブィ 日本大 13:47.18
02着 平 和真 早稲田大 13:50.08
03着 口町 亮 東洋大 13:54.90
04着 秦 将吾 山梨学院大 14:05.06
05着 阿部弘輝 明治大 14:05.70
06着 吉田亮壱 日本体育大 14:06.59
07着 中島公平 城西大 14:08.08
08着 光延 誠 早稲田大 14:08.63
14着 小池竣也 14:15.42
20着 市田拓海 14:28.54
32着 舟津彰馬 15:02.11
5000mは、4年生の2人が積極的な走りを見せてくれました。小池くんがスタート直後から先手を奪うと、そのまま前々でレースを進めました。市田くんはその後ろで、小池くんを見る形。日大ワンブイくんが先頭に立って引っ張ると、そのすぐ後ろに小池くん、そのさらに後ろに市田くんという隊列になりました。中盤以降は先頭集団にはついていけず、徐々に遅れだしましたが、ズルズルいくことはありませんでした。小池くんは、トップグループとの力の差はありましたが、前々で粘って見せ場を作りました。今後粘りに磨きをかければ、面白いですね。市田くんは連戦の疲労が残っていたようですね。スピードは素晴らしいので、全日本予選会に向けて、立て直して欲しいです。舟津くんも疲れですかね。本来なら小池くんのようなレーススタイルですが、市田くんと同じ位置で、そこから上げられずだいぶ遅れてしまいました。