【10月9日】(第8回早稲田大学競技会)試合結果
出雲駅伝前日になりますが、早稲田大学競技会に多くの選手が出場しました。全日本大学駅伝のエントリーメンバー選考レースとなりますが、気温はだいぶ下がったものの、コンディションはあいにくの雨となりました。今回は所用で現地にいけませんでしたが、マネージャーさんのインスタライブにて観戦しました。
■10000m
05着 山平怜生 29:03.57
06着 白川陽大 29:04.02
07着 山口大輔 29:10.53
08着 東海林宏一 29:15.41
09着 伊東夢翔 29:15.62
10着 伊東大翔 29:22.13
11着 佐藤宏亮 29:33.76
12着 大澤健人 29:36.01
14着 佐野拓実 29:38.24
15着 高沼一颯 29:42.37
18着 吉中祐太 29:54.10
20着 羽藤隆成 30:07.43
22着 永島陽介 30:18.38
23着 小木曽竜盛 30:36.04
24着 西 優斗 30:38.12
25着 折居幸成 31:39.08
DNF 助川拓海
DNF 居田優太
今回は、助川くんが先頭集団を、その後ろのグループを居田くんがペースメイクしました。助川くんは、1周70前後、1000mを255前後で5000mまで引きました。29分10秒を切るペースの直後には、山平くん白川くんあたりがつけました。助川くんが離れてからは、山平くんが1周を68くらいに上げ、28分台が視界に入ってきました。明治勢に先着を許し、28分台はならなかったものの、29分1桁前半で山平くんと白川くんがフィニッシュしました。
山平くん東海林くんは、出雲のメンバーからは外れたものの、ここでしっかり立て直し全日本メンバーへの名乗りを上げました。また、夏合宿をしっかり消化できたという白川くんも、大幅自己ベスト。今回の上位陣は、次のタイミングでは28分40秒台くらいまでターゲットになりそうです。
【10月2日】(第299回日本体育大学長距離競技会)試合結果
出雲駅伝1週前の日体大記録会に、エントリーメンバーを含めた多くの選手が出場しました。若い組はまだ日差しが残り、暑さもありましたが、日が暮れてくるとコンディションはだいぶ良くなりました。今回も日体大広報課、日体大陸上競技部に申請し、許可を得ての撮影となります。
■5000m
10組 26着 高沼一颯 15:08.57
10組 31着 川田 涼 15:15.25
11組 14着 折居幸成 14:44.82
11組 16着 小木曽竜盛 14:46.28
14組 03着 吉中祐太 14:15.48
14組 06着 山口大輔 14:18.86
14組 16着 西 優斗 14:35.55
15組 08着 大澤健人 14:17.91
15組 30着 田井野悠介 14:59.03
16組 11着 羽藤隆成 14:16.91
16組 12着 佐野拓実 14:17.57
17組 05着 湯浅 仁 13:58.32
17組 10着 伊東大翔 14:04.78
17組 11着 伊東夢翔 14:05.60
17組 21着 東海林宏一 14:10.29
17組 26着 若林陽大 14:21.76
17組 27着 白川陽大 14:26.78
17組 33着 永島陽介 15:02.77
18組 16着 千守倫央 13:49.41
18組 25着 阿部陽樹 14:02.96
18組 31着 山平怜生 14:26.57
夏合宿後の初戦、今年は予選会がないことで、部員全員5000mに照準を合わせました。どの組も非常に積極的なレースが多かったですが、やはり最終組の千守くんのパフォーマンスが圧巻でした。外国人選手が多数出場する組で、242〜243のペースで流れる中、好位で進めました。3000mくらいから離れましたが、表情は変わらずしっかりポジションキープ。その後最後まで粘って、大幅に自己ベストを更新しました。全カレ1500mから、うまく繋いできました。合宿で距離も踏んでいるようなので、ここから千守くんの復活劇が始まりそうです。
17組は、東海林くん、白川くん、伊東夢くんあたりが積極的にいって、かなり見ごたえのあるレースになりました。最終的に湯浅くんが、こちらも大幅自己ベストで13分台になりましたが、全体的にとても内容の濃いレースだったと思います。中大勢がこのレースを支配していた、という印象を受けました。
【10月1日】(日本グランプリシリーズ 新潟大会 Athletics Challenge Cup 2022)試合結果
グランプリシリーズの新潟大会に、4名の選手が出場しました。コンディションの詳細についてはわかりませんが、お天気サイトを見ると、風は弱く気温は22度を下回るくらいだったようです。
■GP5000m
04着 中野翔太 13:39.94
05着 吉居駿恭 13:40.26
07着 溜池一太 13:46.16
13着 吉居大和 14:19.19
〈陸上競技部・ #アスレチックスチャレンジ カップ 2022〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年10月1日
男子5000m 決勝
④#中野翔太(法3)13:39.94 PB
⑤#吉居駿恭(法1)13:40.26 PB
⑦#溜池一太(文1)13:46.16 PB
⑬#吉居大和(法3)14:19.19#中大スポーツ#超人スタジアム#日本グランプリシリーズ pic.twitter.com/LR1FBS3vJB
4人とも積極的にレースを進め、3人が自己ベストを更新しました。PMがきっちり240で引く中、吉居大くんが積極的に2番手につけ、その後ろに吉居駿くん、中野翔くん、溜池くんが並びました。2000mを518で通過し、ここまでは完璧な展開。3000mを過ぎる辺りから吉居大くんが遅れ始め、PMと富士通坂東くんが先頭になり、その後ろに吉居駿くん、中野翔くん、溜池くんの展開となりました。残り600mで、坂東くんと吉居駿くんの集団が100m超くらいの差だったので、30秒台が出るかな、という流れでラストスパート。最後しっかり揃えて、中野翔くんが30秒台のPB、吉居駿くんが40秒ジャストPB、溜池くんもPBとなりました。吉居大くんは差し込みがあったのか、遅れ始めてからお腹を押さえるシーンがありました。
駅伝シーズンを次週に控え、エントリーメンバーが絶好調で秋シーズンに突入しました。藤原監督も、3大駅伝を指揮するのは初なので、いろいろ試行錯誤しながらのチャレンジかと思いますが、来週と合わせて2本揃えられるか、期待が膨らむ内容となりました。吉居大くんについての詳細はブログでのコメント待ちですが、ホクレン後に軽い故障があったりで順調ではなかったこと、最後はジョグに切り替えて無理をしていなかったことを考慮すると、出遅れた影響が少し出てるのかなと思います。
翌日の日体大も含め、このタイミングでの5000mへのエントリーは、去年まではできなかったスピードトレーニングに、ギリギリまで取り組んでいたのかな、と感じました。箱根予選会を挟むと、どうしても10000mが主体のトレーニングになってくるので、これもシード獲得の恩恵かと思います。
【9月9-11日】(天皇賜盃第91回日本学生陸上競技対校選手権大会)試合結果
全日本インカレが行われました。今年は、都大路のスタート/ゴールでおなじみのたけびしスタジアムでの開催となりました。長距離種目はすべて配信で見ることができましたが、まだ残暑厳しいタフなコンディションとなったようです。
■1500m予選
01組 08着 吉中祐太 3:47.05
03組 01着 千守倫央 3:49.04 Q
04組 01着 中野倫希 3:52.00 Q
〈陸上競技部・第91回 日本学生陸上競技対校選手権大会〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年9月9日
男子1500m 予選3組
①#千守倫央(商4)3:49.04
→組トップで15:35〜の決勝へ
予選4組の中野倫希(経2)もトッ プ通過!#91日本IC#青春に駆けろ#中大スポーツ pic.twitter.com/St9CTf52BM
1組目の吉中くんは、入学後公式戦デビューとなりました。駒澤大の佐藤くんが引っ張るハイペースな展開で、少し置かれ気味でしたが、最後は強烈なスパートが炸裂しました。PB更新も予選敗退でしたが、なかなかのスピードを見せてくれました。千守くんは安定したレース運びで余裕を持って組1番。中野倫くんは、スローな展開の中、最後のひと絞りで組1番をもぎとりました。
■1500m決勝
02着 千守倫央 3:46.08 🥈
03着 中野倫希 3:46.23 🥉
〈陸上競技部・第91回 日本学生陸上競技対校選手権大会〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年9月9日
男子1500m 決勝
🥈#千守倫央(商4)3:46.08
🥉#中野倫希(経2)3:46.23#91日本IC#青春に駆けろ#中大スポーツ pic.twitter.com/0oTDIn0hAN
表彰式の様子です❗️#青春に駆けろ pic.twitter.com/5qCiCgWBSe
— 日本学生陸上競技連合 (@iuauj) 2022年9月9日
優勝した東海大飯澤くんが63で引っ張る展開の中、2人とも慌てず後ろからでした。前残りかな、と思わせる展開でしたが、じわじわ上げて最後のスパート勝負になりました。優勝した飯澤くんは、ここが主戦場で少し力が抜けていましたが、千守くんがラスト切れて2番。中野倫くんも最後は粘って3番。W表彰台という快挙でした。千守くんは、最後2段くらいギアを変えたでしょうか。中野倫くんは、最後の食らいつきが印象に残りました。中距離の活躍を見ると、舟津くん世代を思い出しますね。ここからロードシーズンにどうつなげるか。特に千守くんは、今回しっかり2本揃えてロードも実績があり、夏合宿もしっかり消化できているということで、期待しかありません。
■5000m決勝
04着 吉居駿恭 13:59.21
09着 溜池一太 14:09.96
〈陸上競技部・第91回 日本学生陸上競技対校選手権大会〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年9月11日
男子5000m 決勝
④#吉居駿恭(法1)13:59.21
「(順位について)数字ではいいですが、あまり満足していないです」#91日本IC#青春に駆けろ#中大スポーツ pic.twitter.com/wQogSYFVzn
〈陸上競技部・第91回 日本学生陸上競技対校選手権大会〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年9月11日
男子5000m 決勝
⑨#溜池一太(文1)14:09.96
「粘れなかった。今日も自分の悪いところがでてしまった」#91日本IC#青春に駆けろ#中大スポーツ pic.twitter.com/opAswDITCq
5000mは最終日の午前中に行われました。日差しがかなり強く、過酷なコンディションでした。スローで入って、だいたい250前後のラップだったと思います。最後上げれば13分台という流れの中、吉居駿くんも溜池くんも、後方から前の状況を確認できる位置にいました。吉居駿くんは、農大高槻くんが上げたところで先頭集団から遅れたものの、自分のペースを崩さずラストも冴えて4位入賞。出場した1年生で最上位でした。溜池くんも、道中リズムを崩しながら9位と入賞目前に迫りました。コンディションが悪かったので、タイムは度外視としても、安定して着を拾え、レース内容も非常に安定していることは、今回のレースで再確認できました。ロードの安定感は都大路でも示されているので、合宿の消化具合では、駅伝主要区間への抜擢もあり得ると思います。
出場は2種目5選手でしたが、3名が入賞、うち2名が表彰台と、秋シーズンは抜群のスタートとなりました。
【9月20日】(第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走)チームエントリー
2013年以来の出場となる出雲駅伝のチームエントリーが発表になりました。9年ぶりの出場となるため、わたしも当時の感覚(3大駅伝に出場していた頃)に戻るのに、少し時間がかかりそうです。
■チームエントリー
4年:千守倫央/若林陽大
3年:中野翔太/湯浅仁/吉居大和
2年:阿部陽樹/東海林宏一/山平怜生
1年:溜池一太/吉居駿恭
各学年からバランスよく選ばれていて、今考えられる最高のメンバーだと思います。持ちタイムもかなりいいですが、程よくロードの鬼も選ばれて、ロング区間でも勝負できそうです。久しぶりの出場ということもあり、ファンの皆さんの間では、区間予想がだいぶはかどっているようですね。ざっと見た限り、その予想すべてに可能性がありそうで、なかなかの彗眼だなと思います。
あくまで個人的な願望になりますが、わたしは1区若林くんを見てみたいです。出雲駅伝直近の区間賞は、2012年の1区代田くん。代田くんといえば箱根駅伝山下りのスペシャリストで、それにあやかりたいというのもありますが、6区は「復路のスタート」、一斉スタートも経験しているので問題ないかと。加えてメンタルの強さとロード適性は折り紙付きで、1区にはもってこいかと思います。箱根に比べると距離が短いので、もちろんスピードで押し切れる選手が入るのは当然と思いますが、中大ファンにとってはロマンがある配置かなと思いました。
【5月4日】(第33回ゴールデンゲームズinのべおか)試合結果
久しぶりに開催されたゴールデンゲームズinのべおか(GGN)ですが、今年は世界選手権標準切りを狙う吉居大くんと、フレッシュな1年生4人が出場しました。日中はだいぶ暑かったですね。後半になるにつれ、コンディションは上がっていきました。
■5000m
C組 21着 伊藤夢翔 14:17.67
C組 22着 西 優斗 14:27.55
B組 18着 吉居大和 13:29.35
A組 12着 吉居駿恭 13:43.22
A組 19着 溜池一太 14:00.56
〈陸上競技部・第33回 #ゴールデンゲームズ inのべおか〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年5月4日
男子5000m C組
㉑伊東夢翔(経1)14:17.67
㉒西優斗(法1)14:27.55
→伊東夢「自己ベストを狙っていた。レース中考えすぎてしまい、それが悪循環になってしまった」#GGN #時代を紡ぐ軌跡を残せ#中大スポーツ pic.twitter.com/f6jb3LOr58
〈陸上競技部・第33回 #ゴールデンゲームズ inのべおか〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年5月4日
男子5000m C組
㉑伊東夢翔(経1)14:17.67
㉒西優斗(法1)14:27.55
→伊東夢「自己ベストを狙っていた。レース中考えすぎてしまい、それが悪循環になってしまった」#GGN #時代を紡ぐ軌跡を残せ#中大スポーツ pic.twitter.com/f6jb3LOr58
〈陸上競技部・第33回 #ゴールデンゲームズ inのべおか〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年5月4日
男子5000m B
⑱#吉居大和(法3)13:29.35
「(13分)13秒を切る事に集中して、やっていくしかないかなと思います。」#時代を紡ぐ軌跡を残せ#中大スポーツ pic.twitter.com/7MbcoZGuDg
〈陸上競技部・第33回 #ゴールデンゲームズ inのべおか〉
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) 2022年5月4日
男子5000m A
⑫吉居駿恭(法1)13:43.22
⑲溜池一太(文1)14:00.56
→吉居駿「すごく悔しいレース。(タイムについて)かなり悪かったと思います。」#時代を紡ぐ軌跡を残せ#中大スポーツ pic.twitter.com/ZNRGytfxJj
今年のGGNの見どころは、なんと言っても世界選手権標準切り、それへの吉居大くんのチャレンジでした。1000mが239で、タイムを狙うにはかなりいい流れになりました。吉居大くんは集団の10番手あたりでした。2000mが518で、ポジションはあまり変わらなかったですが、表情にはまだまだ余裕があり、239を楽に行ける練習をしてきたことがうかがえました。3000mが758くらいで、ここから少しずつ遅れました。それでもかなり粘ってはいましたが、標準切りには届かない結果となりました。もっと早めに集団が形成され落ち着くかと思っていましたが、外国人選手が多く出場しており、このペースでも楽についていったので、大きな集団が続きました。そのため、序盤で集団をさばくのに脚を使ってしまった印象がありました。ただ、もっと行ける感触はわたし個人的にも持ったので、次回のチャレンジに期待します。
C組に出場した伊東夢くんと西くんですが、スタートから後方でした。なかなか上げてこられずに、後ろのペースにはまってしまった印象です。伊東夢くんは、金栗記念でも結果を残してきただけに、ここで2本目揃えて締めてほしかったですね。A組の吉居駿くんは、大幅に自己ベストを更新しました。溜池くんとともに、積極的に前でレースを進め、ルーキーらしいチャレンジをしてくれました。日本選手権標準切りが目標とのことで、結果はわずかに及びませんでしたが、吉居駿くんは時間の問題だと思いますし、溜池くんは、このレースが大学初5000mということを加味すると、よく粘れていたと思います。
【4月30日】(第64回法政大学競技会)試合結果
ゴールデンウィークといえば、平成国際大からの熊谷という流れが恒例でしたが、今年は法政大の方に出場がありました。事前にアナウンスがなかったため、出場なしかと思っていましたが、6名の出場がありました。日中はかなり暑かったですね。今回も、7716様に動画掲載の許可をいただきました。
■3000mSC
02組 01着 大澤健人 8:57.95
02組 04着 浦田優斗 9:05.66
02組 11着 山口大輔 9:25.15
なかなかタイムを狙える3000mSCのレースはありませんが、ここでしっかり結果を出してきました。大澤くんは前回の絆で久々の3000mSCでしたが、スピードは抜けている印象でした。ここではハードリングも安定し、しっかり8分台を出して、関東インカレへ視界良好です。浦田くんは前回1500mで自己ベストを出し、いい流れで3000mSCへのチャレンジとなりましたが、関東インカレA標準を切ってきました。浦田くんもスピードが抜けているので、ぜひ入賞を目指してほしいです。
■多摩川会5000m
05着 湯浅 仁 14:13.01
13着 折居幸成 14:41.30
15着 白川陽大 14:43.67
湯浅くんが東京マラソンからの復帰レースとなりました。しかもこれが、大学入学後初の5000mのレースになったようです。復帰戦にもかかわらず、5000mでPBというのはスピードが付いてきた証左ですね。5000mは湯浅くんにとって、あまり得意とは言えない距離ですが、しっかり自己ベストを出すあたり、スピードの積み上げができているのだろうと思います。折居くんは入寮後初レース、白川くんは入学後初レースになりました。白川くんは現状確認と、ここからの積み上げが重要ですね。折居くんは絆と2本揃えてきた印象です。まだ戸惑いもあるのかと思いますが、白川くん同様、ここからの積み上げですね。