【第22回出雲駅伝】試合結果
いよいよ駅伝シーズンの幕開けですね。第1弾の出雲駅伝が行われました。気温はこの時期にしてはやや暑め。コンディション的にはあまり良くなかったようです。
■総合成績
1位 早稲田大 2.10.05. 大会新
2位 日体大 2.11.16.
3位 駒澤大 2.11.28.
4位 東洋大 2.11.59.
5位 山梨学院大 2.12.09.
6位 東京農大 2.13.04.
7位 中央大 2.13.20.
8位 明治大 2.14.19.
■区間成績
1区 西嶋 悠 6位 23.37
2区 新庄浩太 7位 17.11
3区 棟方雄己 13位 24.33
4区 渥美昂大 7位 18.26
5区 井口恵太 4位 18.51
6区 齊藤勇人 6位 30.42
早稲田の圧勝でしたね。エントリーメンバー自体ガチできてましたから、予想は出来ましたが・・・。駒澤もほぼフルメンバーでしたが、こちらは持ちタイムに比べ結果はイマイチでした。序盤の出遅れ癖が出てしまったようです。東洋はフレッシュなメンバーで善戦、山梨は駅伝になるときっちりメンバーを揃えてくるな、という印象でした。
さて、今回は昨年に比べ総合成績が悪いですが、去年以上に収穫が多かったように思います。主力不在でも、大きなブレーキは棟方のみと敗因がはっきりしてますね。棟方以外のメンバーは、(個人的には)文句なく及第点。欲を言えば、新庄・渥美・齊藤はもう少し…という感じもありますが、しっかり順位をキープできたあるいは上げたところは、タイムや区間順位以上に評価できると思います。
収穫というと、西嶋と井口でしょう。1区の豪華メンバー相手にどこまでいけるかと思いましたが、すごかったですね。ハイペースについていかず、じっくり後方から進め、勝負どころではスッと集団につけてました。抜群のロード適性と、レース展開の読みが素晴らしく、まさにその才能で13分台の選手やインカレ入賞者に勝ったような感じでした。
井口は駅伝デビュー戦でいきなり4位。勝った相手には、ロード抜群の早稲田志方や明治北がおり、また順位を押し上げたその内容も濃かったですね。入学後ケガで出遅れてましたが、全日本予選など大舞台では崩れることなく結果を出していました。箱根の距離にうまく適応してくるとなると、かなり面白くなります。
今回は、新戦力の底上げという意味では、大きな収穫となった大会でした。大石・佐々木・塩谷が加わってくるであろう全日本が本当に楽しみになりました。