中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【第42回全日本大学駅伝】試合結果

全日本が行われました。コンディションは最高だったようで、かなりのスピード決着になりました。

■総合成績

1位 早稲田大学 5.13.02

2位 駒澤大学 5.15.22

3位 東洋大学 5.16.21

4位 日本大学 5.19.18

5位 東海大学 5.19.45

6位 明治大学 5.19.52

7位 日本体育大学 5.20.00

8位 中央大学 5.20.32

■個人成績

1区 大石港与 6位 43.16

2区 野脇勇志 10位 39.06

3区 井口恵太 8位 27.57

4区 棟方雄己 5位 41.21

5区 西嶋  悠 3位 34.33

6区 小柳俊介 9位 37.42

7区 塩谷潤一 5位 36.03

8区 齊藤勇人 10位 1.00.34

先述したとおり、相当なスピード駅伝になりました。区間新記録が3区間(2.3.5区)で、総合成績も新記録になりました。さらに、全8区間中4区間区間賞が1年生のルーキーでした(1区東洋設楽・3区駒澤油腐・5区早稲田志方・6区駒澤窪田)。スピード上位の大学が上位を占めました。

去年同様繋げていく総合力駅伝を目指した中大でしたが、スピード決着になると持ちタイムがそのまま直結するので、さすがに分が悪かったですね。それと、一気に順位を上げられる、いわゆる「大砲」が不在だったこと。全体を通して大きく遅れる区間は無く、地味にコツコツ繋いでアンカーまでシード圏内を保っていましたが、最後の最後で一気に持っていかれました。こういう駅伝がいいのか悪いのかはわかりませんが、見ている側としてはかなりショックで、とても空しくなりました。2分差をひっくり返されたわけですからね。「この距離では」完全に力負けでした。

意気消沈している間もなく、選手たちは箱根に向け再スタートを切ったわけですが、こと箱根に関しては、9割が20kmオーバーのいわゆる「長丁場駅伝」。繋ぐ駅伝が本来の力を発揮するもっともふさわしい場だと思います。ぜひリベンジしてほしいですね。全日本組では、山梨あたりも巻き返してきそうですね。

以下、感想です。

1区大石:ハイペースに惑わされず、後ろの集団でしっかりペースを守っていました。先日自己ベストを出した日体大のようでしたね。結果区間6位ですが、4位までは僅差だったので合格でしょうか。

2区野脇:錚々たるメンバーに臆することなくついていき、序盤集団走でしたが、ペースが乱れリズムが狂ったようですね。10kmオーバーの区間をしっかり走れたことは収穫。上尾ハーフが箱根の試金石となるでしょう。

3区井口:次期キャプテンが順位を押し上げましたね。出雲に続いて及第点の走りでした。距離不安が囁かれていましたが、全日本まではOK。野脇同様、上尾でハーフの距離に対応できるかがカギでしょう。

4区棟方:出雲失速から巻き返しましたね。調子も上がってきているようです。箱根に向けてさらに上げていければ。

5区西嶋:2人抜いて5位に順位を上げました。1区以外は(ほぼ)初めてだったようで注目でしたが、クレバーな走りは健在でした。見た感じ、ハーフの距離もすんなり対応できそう。

6区小柳:駅伝でなかなか結果が出ませんね。今までハーフではかなり結果を出してきているので、距離は問題ないと思いますが、集団走の方が得意なのかな?

7区塩谷:初駅伝区間5位。期待値が大きいからか、やや物足りなく感じてしまいますが、十分及第点でしょう。故障明けだったということで、これから上げていくと思います。箱根の距離もバッチリ合いそう。根性の走りも好感が持てますね。

8区齊藤:出雲の疲れが抜けず、状態は万全ではなかったようですが、それでも去年の大石(区間2位)と数秒差。正直相手が悪かった。体調を戻して、箱根で挽回してほしいですね。