中央大学陸上競技部長距離ブロックと作新学院硬式野球部と
※ブログ引っ越しました

【11月7日】(秩父宮賜杯第53回全日本大学駅伝対校選手権大会)_試合結果

全日本大学駅伝が開催されました。中大は、実に9年ぶりの出場となり、11月の第1日曜日に、テレビに釘付けになっている自分に、違和感と懐かしさを覚えました。スタート時点での天候は晴れだったでしょうか。強烈な日差しもなく、走りやすいコンディションだったかと思います。

 

■総合成績

01位 駒澤大学 5:12:58

02位 青山学院大学 5:13:06

03位 順天堂大学 5:14:20

04位 國學院大學 5:14:53

05位 東京国際大学 5:15:13

06位 早稲田大学 5:16:29

07位 明治大学 5:16:46

08位 中央大学 5:17:06

09位 法政大学 5:17:39

 

区間成績

01区 02着 吉居大和 27:05

02区 12着 阿部陽樹 32:43

03区 09着 中野翔太 34:30

04区 13着 助川拓海 34:51

05区 03着 三浦拓朗 36:19

06区 11着 山口大輔 38:54

07区 08着 中澤雄大 53:14

08区 05着 手島 駿 59:30

まずは、9年ぶりの全日本大学駅伝出場、加えて、目標であったシード権獲得おめでとうございます!レース中は、シード権ボーダーライン付近での接戦で、かなりドキドキしながら見ておりました。ここまでの道のりで、苦しい時期の方が多かったかもしれませんが、その努力が報われ、応援している私たちも大変うれしいです。

 

久々の出場だったこと、そして区間距離が変更になって間もないことから、どこがエース区間でどこが繋ぎになるのか、個人的には後半のロング以外はわからない状況でした。そのような中、中大の区間配置の全体的なイメージは、前半積極的に前へ、三浦くんで一度仕切り直して、後半のロングで安定位置をキープ、というものだったのかなと思います。1区に吉居くんが入ったことで、当日変更でスピードランナーを持ってくる大学もありましたが、吉居くんはタイム差なしの2番で阿部くんへ繋ぎました。阿部くんの先頭集団がスローとなったため、ほどなく大きな集団となって進める形になりました。阿部くんにとっては願ってもない形になったとも思いましたが、各校の(超)エース格との集団走となり、力の差が出てしまったと思います。それでもズルズルいかず、最低限のところで踏みとどまりました。中野くんにつながり、一気にここで持ち直しというところでしたが、総合順位をキープするにとどまりました。ただ、阿部くんも中野くんも、シード権内の勝負を十分できる位置でつないでくれました。

 
 
 
 
 
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助川くんは、程よく前を追える形での襷リレーとなりました。うまく集団をつくり並走が続きましたが、じわじわと離されてしまいました。しかし、まだまだシード権内を狙える位置。次の三浦くんは圧巻でした。駒澤、國學院などをかわして、8位のシード権内まで持ってきました。区間3番。箱根予選会で失速しましたが、こちらにピークが合っていたように思います。さすが4年生の走りでした。続く山口くん。入学後から素晴らしい成長曲線で頭角を現し、トライアルで全日本本戦エントリーの切符をつかんだ選手です。藤原監督評では、「前を追える選手」ということだったようですが、その言葉通り、必死に前を追いました。区間順位は11番で、秒差でシード権外に落ちましたが、粘り強い走りでした。

 
 
 
 
 
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終盤のロング2区間は、中澤くんと手島くんに託されました。この2区間は、やはり皆さんの想定通りだったようですね。まず、10番目、シード権内とは24秒差で襷を受けた中澤くんですが、彼の持ち味である淡々と刻む走りで、前から落ちてきた東洋、法政を拾って、シード権内まで順位を上げました。手島くんにつないだ時には、9位法政とは28秒差。他校の失策があったとはいえ、しっかり走り切ったと思います。そしてアンカー手島くん。首位争いが熾烈だったので、いくらシード争いとは言え、映像にはほとんど流れない状況で、ラジオリスナーから「東洋が追っている」との情報が入り、ひやひやしました。全日本で唯一といっていい定点が度会橋にあり、そこで後続との差を計ると、約30秒。中継所からほとんど変わらないタイム差に加え、手島くんの表情に余裕があったことから、不安から歓喜に変わり、あとは手島くんが無事ゴールに戻ってきてくれることを願って見ていました。

 
 
 
 
 
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2週間前に箱根予選会でハーフを走り、その後10k超の全日本に目一杯合わせてくるのは、なかなか難しかったと思います。三浦くんと、手島くん阿部くん中澤くんのパッケージは、予選会の走りから確実に合わせてくるだろうという思いはありましたが、他の選手は、思った以上に疲労があったように思います。その中でも、持っている力を十分発揮してくれたと思います。次は、MARCH対抗戦になると思いますが、まずは疲労を抜いて、準備をしてほしいと思います。